“どこまでも速く、どこまでも研ぎ澄まされた”…国産最新スポーツバイクが魅せる「令和のスーパースポーツ像」とは
ヤマハとカワサキによるスーパースポーツバイクの進化
2台目はヤマハのミドルサイズモデル「YZF-R3」です。

320㏄水冷直列二気筒を搭載し、10代から20代を主軸に幅広く支持されています。2025年4月発売の新型では、シリーズ最新のシャープなボディラインと滑らかな空力特性を手に入れました。
足付き性向上のためシートとサイドカバーをスリム化し、小柄なライダーでも安心感を得られる設計です。
エンジンは高回転域まで伸びやかに吹け上がり、日常域での扱いやすさも重視。アシスト&スリッパークラッチ採用によりレバー操作荷重を低減し、シフトダウン時の挙動を穏やかにしています。
さらにスマートフォンアプリ「Y-Connect」に対応し、走行ログやメンテナンス時期を手元で管理可能。USB-A電源ソケットも標準装備され、通勤通学からツーリングまで実用面が強化されました。
また新色には、見る角度で色調が変わる独特な仕様のマットパールホワイトも採用しています。
車体は全長2090mm×全幅735mm×全高1140mmで、ホイールベース1380mm。価格は72万6000円。ブルー、マットダークグレーを含む全3色が用意されます。
最後に紹介するのはレース由来の空力と先進装備を継承し、世界スーパーバイク選手権で幾度も王座を獲得した経験を持つカワサキの「Ninja ZX-10R」です。

2025年モデルは熟成を重ねたプラットフォームを踏襲し、カラー&グラフィックの変更のみながら、存在感をさらに際立たせました。
特徴的なウイングレット一体型カウルはダウンフォースを生み、高速域で前輪接地感を確保。ラムエアインテークや空冷式オイルクーラーはレースからフィードバックされた構造でエンジン性能を支えます。
水冷998㏄直列4気筒エンジンは203psを発揮し、電子制御クルーズコントロールやスマートフォン連携TFTメーターなど快適装備も充実。
特別仕様のKRTエディションではライムグリーン×エボニーにイエローとブラックのラインを配し、ワークスマシンZX-10RRのカラーリングを再現。標準仕様はメタリックフラットスパークブラック×エボニーで精悍さを強調します。
車体サイズは全長2085mm×全幅750mm×全高1185mmで、ホイールベース1450mm。価格は240万9000円で二仕様共通です。
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各メーカーのスーパースポーツバイクは、いずれも自社のレーシングDNAを市販車に注ぎ込み、動力性能と扱いやすさを高水準で両立させています。
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