“2代目にして究極のタイプR” 世界でわずか140台のホンダ「NSX-R」がオークション登場 落札価格は新車時の約11倍!?
希少性・保存状態・歴史的価値が評価された1台
海外市場ではほとんど姿を見せないNSX-Rですが、今回の個体が注目を集めたのには確かな理由があります。

NA2型NSX-Rは、ホンダの「タイプR」シリーズの中でも“頂点”と称される存在です。軽量化や高剛性化だけでなく、空力性能、足まわり、内装の質感に至るまで、妥協なき設計が徹底されました。日本国外では流通がほとんどないうえに、今回の個体のように低走行・高コンディションとなると、世界的に見ても非常に希少です。
このNSX-Rは、2016年にスウェーデンへと渡り、ヘッドライトの欧州仕様化や定期的な整備を経て、欧州の厳格な基準をクリア。しかも2023年には「フオーリ・コンコルソ」、2024年には「コスタ・デル・ソル・コンクール・デレガンス」で“Future Classic”賞を獲得するなど、専門家からの評価も極めて高いものでした。
今回の出品は、「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」公式のクラシックカーオークションとして初開催されたイベントの中でも、大きな話題を呼びました。フェラーリやアストンマーティンといった欧州の名車が並ぶ中で、唯一の国産車としてNSX-Rが注目を集めたことも印象的です。
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この2003年式ホンダNSX-Rは、82万5000ユーロ(日本円で約1億3408万円)で落札されました。
なお、NSX-Rの新車時の消費税込みの車両価格は1195万7000円でした。モデルの希少性や保存状態の良さ、そして歴史的な背景を兼ね備えたこのNSX-Rは、クラシックスポーツカーとしての価値が改めて認められた1台といえるでしょう。
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