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日本ではいつ登場!? 欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた全長3.9mのハッチバック ルノー新型「サンク」ってどんなクルマ?

欧州での価格は約408万円から

 一方で、インテリアではクラシックなサンクのテイストを現代的に昇華させたデザインが特徴です。

ルノー新型「5(サンク)」のインテリア。オプションのバゲットカゴが見える
ルノー新型「5(サンク)」のインテリア。オプションのバゲットカゴが見える

 2層構造のパッド入りダッシュボードや、角の丸い長方形の計器クラスターを採用。

 メーターパネルには7インチまたは10.1インチのディスプレイが装備され、5つのビューから表示を切り替えることができます。

 センターコンソールのマルチメディアディスプレイは10インチに統一され、グラフィカルなインターフェースを採用。カラー表示による視認性の高い情報表示が可能です。

 リアシートは60:40分割可倒式で、荷室容量は277リッター、床下収納を含めると326リッターとされ、日常使いにも配慮されていると言えそうです。

 欧州仕様車では、「ポップイエロー」と「ポップグリーン」、「パールホワイト」、「スターリーブラック」、「ミッドナイトブルー」の計5色がラインナップ。

 さらに、2025年3月12日に欧州で受注が開始された特別仕様車「ローラン・ギャロス」においては、ロゴや装飾の随所にテニス四大大会のひとつ全仏オープン(ローラン・ギャロス)を想起させるデザインモチーフが施されているようです。

 シフト操作には独特なコラムシフトを採用しており、その先端部はテニスラケットのグリップを模した形状となっています。

 ダッシュボードには金属ストリップと「Roland-Garros Paris」のロゴがバックライトで配置され、オレンジのスマートフォン充電器や縁取りのフロアマット、ブラッシュ仕上げのドアシルなど、インテリア全体に特別感を持たせる仕様となりました。

 ルノー・ジャポンもこの新型サンクの国内導入を検討していると明らかにしており、今後の動向が注目されます。

※ ※ ※
 
 レトロな意匠と現代的な装備の融合により、ユニークな存在感を放つ新型モデルは、日本市場でも個性的なEVとしての展開が期待されます。

 ただし日本市場への導入時期など詳細は未定だということです。

 現在の欧州における販売価格はエントリーモデルで2万5000ユーロ(日本円で約408万円)、特別仕様車ローラン・ギャロスは2万9995ポンド(約576万円)です。

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