アメリカで高騰中! 26年前の右ハン「R34GT-R」が米国オークションに登場 注目の“JDM” 気になる落札価格とは
走行距離4.2万km 大型インタークーラーなどで武装した個体の価値は?
搭載されるRB26DETT型直列6気筒DOHCツインターボは排気量2568ccで最高出力280ps/6800rpm、最大トルク392Nm/4400rpmを公称します。

個体には大型インタークーラー強化オイルクーラーIMPUL ECUチューンIMPULフロントパイプが施され、冷却性能とレスポンスを高めています。
駆動系はGetrag製6速マニュアルにATTESA E-TS Pro四輪駆動とアクティブLSDを組み合わせ、高い路面追従性とトラクションを確保します。
インテリアはグレー基調の布シートにマイクロスエードインサートと赤ステッチをあしらい、スポーティながら快適性も保持。
Apex’iブーストコントローラーがセンターコンソールに収まり、ドライバーが過給圧を細かく管理できます。
メーターパネルはNISMO製で320km/hスケールと8000rpmレッドラインを刻み中央のマルチファンクションLCDがブースト圧やスロットル開度をリアルタイムで表示します。
デジタルオドは4万1800kmを示し、低走行を裏付けています。エンジンルームは赤いバルブカバーが輝き配管類も清潔でメンテナンスの良好さが窺えます。
こうした仕様と状態を備えた本車両は2025年5月30日に18万9999ドル(日本円で約3039万9840円)で落札されました。
円換算で3000万円を超える値付けながら、生産数が限られ現車が米国への合法輸入初期ロットに当たる点、走行が少なく信頼できるチューニングパーツでまとめられている点などが評価を高めたと考えられます。
R34型GT-Rは生産終了から20年以上を経ても走行性能と文化的価値が国際市場で再評価されており今後も相場上昇の可能性が残されています。
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1999年式R34型GT-R V-Specはベイサイドブルーの外装と高品質チューニングで魅力を高め、走行4万1千kmの低走行を保っていました。
米国解禁初期ロットという希少性も後押しし、18万9999ドル(日本円で約3040万円)で落札。
R34型の人気と投資価値が改めて示された結果であり、現存数が減りつつある中で市場の注目を集め続け、将来的な価値上昇も期待される1台といえます。
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