20年前の個体なのに未走行の“ほぼ新車” ホンダ「NSR50」を米国で発見 レアな“原付2ストローク・レーサー”の今の価値とは
室内保管の極上個体 いくらで落札された?
今回落札された個体は2004年式で、販売ディーラーが2024年に入手して以降始動歴がなく、ほぼ新車に近い状態が保たれていると説明されます。

真っ白なカウルには透明スクリーンが一体成形され、1.95ガロン容量の燃料タンク上部に小さな塗装亀裂が確認されるものの目立つ経年劣化は見当たりません。
ブラックビニールシートは摩耗痕がなく、上向き成形のテールセクションも色褪せを免れています。
キャブレターのダストカバーやラジエーターのフィン折れが無い点からもガレージ保管の丁寧さが推測され、コンディションを重視するコレクターにとっては大きな魅力となります。
足もとはダンロップTT91GPタイヤを履く黒色ホイールが装着され、消耗度合は写真からも少ないことが読み取れます。
2ストローク特有のチャンバーサウンドは未確認ながら、極少走行と屋内保管により内部コンディションも良好な可能性が高いと言えるでしょう。
また、競技専用ゆえ高速道路を走れない点は北米の愛好家にとってハードルですが、排ガス規制で絶版となった原付2ストロークの爽快感を合法的に味わえる点で投資価値が評価されたと考えられます。
さらにこのモデルは燃料とクーラントの回収タンクを装備し、万一の液体漏出を防ぐトラック適合装備を標準化しています。
ボディアンダー部を汚さない構造は整備性を高め、サーキットイベントの車検要件をクリアする安心材料として歓迎されます。
アルミ製フットペグは軽量化に貢献しつつ高い剛性を確保。結果としてストレートの伸びとコーナリング時の安定感を両立し、同クラスのライバルミニバイクに対し優位性を発揮しました。
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落札額は4400USドル(日本円で約65万円)でした。
北米での希望小売価格3599ドルに比べて約22%高い水準ですが、走行1マイルという希少性、純正度の高さ、そして短命に終わった2ストロークミニレーサーへの郷愁が価格を押し上げた要因でしょう。
近年は国内外でミニバイクレースが再燃しており、パーツ供給が継続するホンダ製という安心感も入札を後押ししたと推測されます。
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