「え、まっすぐ走るの…!?」1000馬力超えV8エンジン搭載の“最強マッスル・カー”が米国登場 わずか25台限定の新型「ACコブラ・スーパースポーツ」とは
ACカーズ史上最強モデルがアメリカで初公開
英国の老舗メーカーACカーズは2025年7月8日、新たに設立した米国法人「ACカーズ・アメリカ」とともに、25台のみが製造される新型「ACコブラ・スーパースポーツ」を世界初公開しました。

今回、ACカーズが発表した新型「ACコブラ・スーパースポーツ」は、オープンスポーツモデル「ACコブラ」をベースにした、究極のハイパフォーマンスモデルです。特別にチューニングされたV型8気筒エンジンを搭載し、その最大出力は驚きの1025馬力を発揮。ACカーズの長い歴史のなかでも、最もパワフルな一台となっています。
そのパフォーマンスにふさわしく、ボディデザインも大きく刷新されました。大胆なエアロパーツを備えた専用設計のワイドボディに加え、新たにデザインされたフロントグリルや大型リアウイングなどが装着され、ひと目で“ただものではない”ことを印象づけます。クラシカルなシルエットを残しつつも、現代的に再構築されたその姿は、まさに“走る彫刻”といえる存在感です。
生産されるのはわずか25台で、すべてがハンドビルド(手作業)で製造されます。価格は55万ドル(日本円で約8100万円)から。納車開始は2027年が予定されており、すでに予約受付が始まっています。すでに同社のモデルをオーダーしている顧客が優先されるとのことです。
リリースでは、アメリカ市場向けに特別な3種類のリバリー(専用カラーリング)も用意されていることが明かされており、コレクターのための一台としての性格も色濃く打ち出されています。
ACカーズCEOのデビッド・コンツァ氏は「設計は大きく変わったが、間違いなくこのクルマはコブラの血統を受け継いでいる」とコメント。アメリカ法人CEOのジェレミー・スタイン氏も「アメリカらしい存在感と性能を兼ね備えた傑作」と語っており、両者の並々ならぬ自信がうかがえます。
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