BMWの直列3気筒エンジンはなぜ贅沢なのか!? チャットGPTと考える“小さくてもプレミアム”な走りの秘密とは【AIと語るクルマ#3】
チャットGPTとのやりとりで見えてきたBMWのこだわり
世間では“廉価版”と誤解されがちなBMWの直列3気筒エンジン。その真価について、今回も生成AI「ChatGPT(チャットGPT)」との対話を通じて考察してみました。

2025年4月に投稿したBMW「M135 xDrive」の試乗レポートで、自分が旧々型の「1シリーズ(F20型)」を家内のクルマと合わせて5台乗り継いでいることを紹介しました。現在の愛車はF20型の「118i」、そのコダワリはアーカイブでぜひご覧ください。
ただ、走りの楽しさをブランドの約束にしているBMWだけに直列3気筒エンジンでは力不足に感じるという指摘もあります。実際に、プレミアム系に採用している例は同グループのミニを除けばBセグメントのアウディ「A1」とレクサス「LBX」です。
なぜ直列3気筒なのか、現行型の1シリーズ(F70型)はもちろん新型「X1」や「アクティブツアラー」も同様です。理由は知っているのですが、このコラムは生成AIに質問して得た回答にツッコミを入れるというイヤラシイ連載企画。早速、生成AIの主役になっているチャットGPTに“BMWはなぜ直列3気筒エンジンを採用しているのですか”と質問してみました。

回答は、Web検索だけではなくAIが理論的に考える熟考モードでもわずか3秒後。相変わらず、人間ワザでは不可能な即答ぶりです。理由の1.として“モジュラー設計による開発・生産コストの最適化”と回答。5つの理由の中で真っ先に「開発・生産コストの最適化」が挙げていることが気になりますよね。
そこで、チャットらしく“ということは、直列3気筒エンジンは廉価版なのですか”と質問を重ねてみました。すると、やはり即答で“廉価版というよりは、「小排気量向けに最適化したモジュラーエンジン」という位置付けです”とのこと。技術的な背景についても付け加えられ、真っ当な回答になっています。
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