1000馬力を発生するブラバスの“次世代スーパーカー”が登場! メルセデスAMG「GT 63 S Eパフォーマンス・クーペ」ベースの「ブラバス1000」とは
ブラバスの最強クーペ! 0-100km/h加速は2.6秒
ドイツのチューナーブランド「BRABUS(ブラバス)」は、2025年7月29日にメルセデスAMG「GT 63 S Eパフォーマンス・クーペ」をベースとした最新モデル「BRABUS 1000(ブラバス 1000)」を発表しました。

新型ブラバス1000は、メルセデスAMGの高性能2ドアクーペ「GT 63 S Eパフォーマンス・クーペ」をベースにブラバスが独自のチューニングを施しています。
パワートレインには、ブラバスが排気量を4リッターから4.4リッターに拡大したV型8気筒ツインターボエンジンと、リアアクスルに搭載される電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。システム総合出力は1000馬力・最大トルクは1820Nmに達します(駆動保護のため最大トルクは1620Nmに制限)。9速AMGスピードシフトMCTとの組み合わせにより、0-100km/h加速はわずか2.6秒、0-200km/h加速は9.5秒、0-300km/h加速は23.6秒をマークします。最高速度は320km/hに制限されています。
また、駆動方式にはメルセデスAMGの高性能4WDシステム「4MATIC+」が採用されており、膨大なトルクを効率よく4輪へ伝達します。
エンジン単体での最高出力は796馬力・最大トルクは1250Nm(駆動保護のため最大トルクは1050Nmに制限)で、電気モーターはリアアクスルに搭載され、204馬力(150kW)を独立して後輪に伝達。システム全体で瞬時にトルクを発生させることで、レスポンスに優れた驚異的な加速性能を実現しています。
エクステリアは徹底的にブラバス流にアレンジされており、フロントリップスポイラーやリアウイング、ディフューザーなどには露出構造カーボンファイバーを使用。空力性能の向上とともに、唯一無二の「1秒でわかるブラバスらしさ(1-Second-Wow)」を体現します。ホイールはフロント21インチでリア22インチが「モノブロックZ」鍛造ホイールを装着し、フロントタイヤは305/30ZR21、リアタイヤは335/25ZR22の超ワイドサイズ。車高は専用サスペンションにより最大20mmローダウン可能です。
インテリアには、ブラックレザーとDinamica(ディナミカ)マイクロファイバーを組み合わせた「マスターピース・インテリア」を採用。伝統の“シェルパターン”キルティングと“77”のヘリテージエンボスが施され、足元やセンターコンソールにも高光沢カーボンパーツを多数使用。アンビエントライトと連動するイルミネーション付き“BRABUS”ロゴが未来感を演出します。こうしたインテリアはすべてビスポーク対応で、注文者ごとに完全オーダーメイドとなります。
マフラーには、ステンレス製の高性能エキゾーストシステムを採用。金属触媒やパーティキュレートフィルター備えつつ、可変バルブ制御により、静かな走行音からV8らしい官能的な咆哮まで自在に切り替えが可能です。潤滑油はMOTUL(モチュール)製の専用高性能オイルが使用されています。
なお、ブラバス1000には4ドアクーペベースのバージョンも存在しますが、今回発表されたモデルは2ドアクーペのGT 63 S Eパフォーマンス・クーペがベースとなっており、よりスーパーカーらしいプロポーションとキャラクターが際立つ仕上がりとなっています。欧州での新型ブラバス1000の車両価格は44万5900ユーロ(日本円で約7580万円)です。
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