世界で最も売れているスポーツカーが“スーパーカー”超え!? フォード「マスタング・ダークホース」を799馬力に仕上げた「CS800DH」が英国で登場
カーボンボディとスーパーチャージャーで武装!
英国ロンドンを拠点とするチューナー「Clive Sutton(クライヴ・サットン)」は2025年7月30日、フォード「マスタング・ダークホース」をベースにしたコンプリートモデル「CS800DH」を発表しました。

CS800DHは、5リッターV型8気筒エンジンにフォード・パフォーマンス製のスーパーチャージャーを組み合わせることで、最高出力799馬力・最大トルク870Nmを発揮する公道仕様のハイパフォーマンスモデルです。
これは、ベースとなったフォード「マスタング・ダークホース」の標準仕様(453馬力)から出力を76%も引き上げた数値で、0-60mph(約96km/h)加速は約3.4秒とされており、スーパーカーにも匹敵する瞬発力を誇ります。
パワートレインの強化に加えて、ボディ全体には専用設計のカーボンファイバー製エアロパーツが装着され、走行性能と視覚的インパクトを高次元で両立しています。前後スプリッターやサイドスカート、ディフューザー、大型リアウイング、二重構造のボンネット、さらにはヘッドライト周囲までもがカーボン仕上げ。そのなかでも全幅1580mmの固定式リアウイングは迫力満点で、CS800DHのスパルタンなキャラクターを象徴するディテールとなっています。
足まわりには、ミシュラン「パイロットスポーツ4S」のタイヤを組み合わせたヴォッセン製アルミホイールを採用。マグネライド式のサスペンションもローダウン&高剛性化され、硬質な走り味と正確なハンドリングを実現します。
さらに、ボーラ製クワッドチップマフラーとクライヴ・サットン専用のHパイプが組み合わされ、V8サウンドの質感もチューニング済み。加速時にはスーパーチャージャーの吸気音と相まって、圧倒的な快感をドライバーにもたらします。
インテリアにも抜かりはなく、ショートストロークのMGW製レーシングシフターや、冷暖房機能付きのレカロ製スポーツシートを装備。要望に応じて、ダッシュボードや天井、ドアトリム、フロアカーペットなどをアルカンターラや本革で張り替えるフルカスタムにも対応しており、高級感とスポーツ性を両立させたコクピットが実現します。
CS800DHの車両価格は13万5000ポンドから16万5000ポンド(日本円で約2650万円から3240万円)に設定されており、2025年8月27日から31日に開催の「サロン・プリヴェ(英国ブレナム宮殿)」での実車展示も予定されています。
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