3.5リッターV6ツインターボ+ハイブリッドで450馬力オーバー! レクサス「フラッグシップSUV」の実力とは?「LX700h」はフツーのLXと何が違う?
「目的地までしっかりとたどり着ける」性能は継承
もちろん、「LX700h」はオフロード性能も忘れてはいません。トヨタ「ランドクルーザー」の血筋を受け継ぐモデルだけに、「目的地までしっかりとたどり着ける」性能もしっかり継承しています。

「LX700h」は、ガソリン車と同等の悪路走破性を確保した上で、ラゲッジスペースのフロア下に配置した駆動用バッテリーの上下を防水トレイでパッキング。この防水構造により、渡河性能はガソリン車と同じ700mmを確保しています。そして万一、水が浸入した際には、センサーが検知してメーターパネル内に注意喚起する仕かけも盛り込まれています。
加えて、岩を乗り越える際など繊細なアクセル操作が要求されるシーンでは、アクセル操作に応じてリニアにトルクを発生させるモーター駆動車の特性を活かし、力加減をコントロールしやすいのが美点です。
また、レクサス車に採用されるハイブリッドシステムとしては唯一、オルタネーターやエンジンスターターを備えているのもポイントです(通常は、ハイブリッドシステムのモーターがその役割を担うので必要がない)。それは、万一、ハイブリッドシステムが故障しても、同機構を切り離すことでエンジン車として走行できるようにとの配慮から。「ハイブリッドシステムのトラブルによって止まることがあってはならない」という、開発陣の強い決意を感じさせます。
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レクサス「LX」の先代モデルは、全グレードにV8エンジンを搭載していました。しかし現行モデルは全車V6エンジンに。確かに、パワーやトルク、そして動力性能の面では、ターボチャージャーの助けを借りたV6エンジンで十分ですし、先代モデル以上のパフォーマンスを得ています。
しかし「何かが足りない」と感じていた人もいたことでしょう。そんな人にこそお勧めしたいのが「LX700h」なのです。エコロジー一辺倒ではなく、あくまで「LX」の頂点に立つモデル。V6エンジンを組み合わせたハイブリッドシステムは、V8エンジン級のパフォーマンスを発揮する、いわば先代のV8エンジン車の置き換えモデルといっていいでしょう。
ハイブリッドシステムの搭載は目的ではなく、あくまで手段……その結果、「LX700h」は“「LX」の最高峰”に到達したというわけです。
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