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「ホンダ独自の2気筒エンジン」がコンパクトで軽い車体を実現!ストリートファイター「CB750ホーネット」は軽快な走り味とハイコスパが魅力です

アドベンチャーバイクと同時開発された変わり種

 ホンダ「CB750ホーネット」は、2025年2月に日本での販売がスタートしたバイク。海外では2023年に「XL750トランザルプ」と同時に発売され、すでに高い評価を獲得しています。

ホンダ「CB750ホーネット」
ホンダ「CB750ホーネット」

 そうした海外発売時のタイミングからもうかがえるように、「CB750ホーネット」と「XL750トランザルプ」は同時に開発が進められ、エンジンだけでなくフレームの基本設計も共有しています。ロードスポーツでアドベンチャーバイクと共通の基本設計を採用したバイクは珍しい存在です。

「CB750ホーネット」に搭載されるエンジンは、754ccの並列2気筒。“ユニカム”と呼ばれる、ホンダがオフロードモデルを中心に展開しているSOHCヘッドを採用しています。

 カムシャフトが1本少ない分、ヘッドまわりがコンパクトで、軽量化にも有利というのは“ユニカム”のメリットですが、実際、「CB750ホーネット」のエンジンまわりは、排気量から想像するよりもずっとコンパクトに仕上がっています。

 最高出力は91ps、最大トルクは75Nmと、大排気量のストリートファイターとしては特筆するほどパワフルではありませんが、192kgと軽量でコンパクトな車体との組み合わせにより、優れた運動性能を予感させます。

 足まわりには、ショーワ製のSFF-BP倒立フロントフォークを採用。ブレーキはラジアルマウントのキャリパーをダブルで搭載しています。

 また、電子制御のスロットルバイワイヤシステムを採用しており、ライディングモードの切り替えに対応するなど、スポーツライディングを楽しむための装備も充実しています。

●軽量な車体がさらに軽く感じる走り味

「CB750ホーネット」のデザインは、上位モデルである「CB1000ホーネット」と共通イメージのフロントフェイスを採用。“ホーネット=スズメバチ”というネーミングにふさわしい、とがったルックスを実現しています。短く切れ上がったシートと相まって、ストリートファイターらしいデザインといえます。

 またがってみると、5インチのフルカラーTFT液晶メーターや、ハンドルまわりのスイッチまで「CB1000ホーネット」と共通のデザイン。

 ただし、車体はスリムでコンパクトなので、乗った感覚は400ccクラスかと錯覚するほどです。

 エンジンを始動させると、2気筒らしい歯切れのいい排気音が聞こえてきます。ただし、4気筒の「CB1000ホーネット」に比べると、迫力という点では一歩譲ります。

 とはいえ、クラッチをつないで走り出すと低回転域から太いトルクを発生。軽量な車体と相まって鋭いダッシュ力を体感できました。

 左右に車体をバンクさせる際の操作感も軽く、192kgという実際の重量よりもさらに軽く感じるほど。この軽い乗り味は、回転慣性を生み出すカムシャフトが1本少ないエンジンもひと役買っているようです。

「CB1000ホーネット」は、どちらかというと高速コーナーが楽しいモデルですが、「CB750ホーネット」は低速で曲がるコーナーが気持ちいいと感じる設計。軽さを活かし、街中の交差点でもライディングの楽しさを味わえます。

 これだけの楽しさを実現していながら、価格は消費税込で103万9500円。コストパフォーマンスはかなり高いモデルだといえます。

 初めて大型バイクに乗るエントリー層や、久しぶりにバイクに乗るリターンライダーにおすすめのバイクといえそうです。

●製品仕様
・価格(消費税込):103万9500円
・サイズ:2090×780×1085mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:795mm
・車両重量:192kg
・エンジン:水冷並列2気筒SOHC4バルブ
・総排気量:754cc
・最高出力:91ps/95000rpm
・最大トルク:75Nm/7250rpm

Gallery 【画像】「えっ!…」軽快な走り味が気持ちいい! これがホンダのストリートファイター「CB750ホーネット」です(18枚)

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