カワサキ「ニンジャZX-10R」が進化! 2026年モデルは空力&電子制御を刷新 ネットで呟かれる熱い思いとは
レース由来の技術と次世代デザインを備えた最新ZX-10R
2025年9月、カワサキはインド市場においてスーパースポーツ「ニンジャZX-10R」の2026年モデルを公開しました。

2004年の初代登場以来、カワサキのフラッグシップスーパースポーツとして位置づけられてきたニンジャZX-10R。2026年モデルでは、排出ガス規制への対応を図りつつ、従来のパフォーマンスを維持した仕様へと進化しています。
搭載されるのは998cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンで、環境性能の強化とパワフルな特性を両立させています。
また、冷却システムには、カワサキのワールドスーパーバイク参戦マシンからのフィードバックを取り入れた空冷オイルクーラーを採用し、独立した回路によって効率的な冷却を実現しています。
これにより、サーキット走行時の安定性が高まることが期待されています。
デザイン面では「次世代ニンジャスタイリング」がキーワードになっています。
レーサーを想起させるフロントカウルは、コンパクトなLEDヘッドライト、ラムエアインテーク、高いウインドシールドといった要素で構成され、空力性能の向上を意識した造形となっています。
さらに、アッパーカウルに組み込まれたウィングレットが加速時のダウンフォースを生み出し、フロントホイールの接地性を高めています。
これは従来モデルから受け継がれる特徴であり、最新モデルでも洗練された効果を発揮すると考えられます。
また、装備面では、TFTカラー液晶メーターやスマートフォン接続機能を搭載し、利便性も追求されています。
サスペンションには、ワールドスーパーバイクで培われたBFF(バランスフリーフロントフォーク)とBFRC lite(バランスフリーリアクッション)が採用され、前後重量移動をスムーズにし、ハンドリング性能を高めています。
これによりサーキットでの走行はもちろん、一般道でも軽快な乗り味が得られるとされています。
制動系はブレンボ製のハイパフォーマンスシステムで、デュアルのブレンボM50モノブロックキャリパーが直径330mmの大型ディスクをしっかりとグリップします。
加えて、専用設計のラジアルポンプマスターシリンダーを備え、安定した制動力を提供します。
また、カラー展開は「ライムグリーン」「エボニー」「パールブリザードホワイト」の3色が設定され、従来からの定番と新鮮さを両立したラインナップとなっています。
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