“走るためだけ”に生まれた究極のサーキットマシン! ヤマハ「YZF-R6 レースベース車」が受注開始 公道では乗れない理由と必要な条件とは
販売店関係者に聞いた話とは
実際に販売店関係者に話を聞くと、「サーキット専用と割り切れる人が選ぶ傾向にあります。転倒で傷がついても公道車ほど気にしなくて済みますし、精神的なハードルが低いようです」との声がありました。
さらに、「ST600クラスなど国内レースで使える数少ない600ccマシンとして、安定して供給されることに価値を感じるライダーも多い」といいます。

また、レースベース車のもうひとつの特徴は、購入にあたって一定の条件が求められる点です。
レースベース車は、一般的にMFJライセンス所持者やチーム登録者を対象として販売され、サーキット走行を前提としたユーザーに限定されています。
公道車のように“誰でも買える”わけではなく、目的を持った人だけが入手できる仕組みになっているのです。
また、価格面でも一般の市販車と異なります。
これまで、YZF-R6レースベース車は150万円前後で供給されてきました。
しかし、保安部品や保証を省いた専用設計ゆえに価格競争力が強い一方で、購入後はタイヤやブレーキパッドなど消耗品の交換サイクルが短く、維持費は公道車より高くつくのが実情です。
その意味でも「サーキット専用マシンを所有する覚悟」が問われるといえるでしょう。
とはいえ、世界に目を向ければ、欧州では排ガス規制の影響を受けつつも、YZF-R6が「R6 RACE」として継続販売されており、アマチュアレーサーやトラックデイ愛好家に根強い人気を誇っています。
日本で販売が続くレースベース車も、そうした流れの一環と位置付けられます。
※ ※ ※
レースベース車は、公道では味わえない走りをサーキットで存分に楽しむための“純粋な競技車両”として提供されています。
購入を検討する際は、限定受注であること、公道走行不可であること、維持費や使用条件を理解した上で選ぶことが重要です。
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