フォルクスワーゲン新型「ID.クロス」コンセプト世界初公開! 日本でも使いやすそうな全長4.2mのコンパクトSUVに対するネットでの反響とは

販売店では「情報待ち」ムード ただしEV市場への期待感も
では、ID.クロスコンセプトに対して、日本の販売店ではどのような反応があるのでしょうか。
関東のフォルクスワーゲン販売店担当者は次のように話します。
「現時点ではまだコンセプトモデルという位置づけですので、具体的なお問い合わせはほとんどない状況です。
発売時期や価格も未定ですが、実際に右ハンドル仕様が作られるのは本国の生産が安定してからになるため、日本導入は早くても3〜4年先になると思います。
しかし、ガソリン価格の上昇もあり、『次はEVを検討したい』という方は確実に増えています。
現状、日本で販売しているのは『ID.4』と『ID.Buzz』の2モデルで、なかでも扱いやすいサイズのID.4が人気ですね。
こちらは納車も1か月ほどと早く、白黒ツートンやワーゲンらしいブルーなど、カラーの選択肢もご好評いただいております」
一方、関西の販売店では、すでに一部の顧客から「ID.クロスは日本にも来るのか」といった問い合わせが寄せられているといいます。
「大きな反響というほどではありませんが、ニュースを見たお客様から『これはどんなサイズ?』『ID.4より小さいの?』と質問をいただくことはあります。
現時点では発売予定が未定であることを説明しつつ、興味を持たれた方にはまずID.4をご案内しています。
もしこのサイズ感でEVが出れば、女性や年配層など、もう少しライトに乗りたい層にも受け入れられるのではないかと感じています」
このように、新型ID.クロスコンセプトについて販売店に寄せられている反響はまだ限定的なようです。
しかし、SNS上では新型の発表に対してすでにさまざまなコメントが寄せられていました。
たとえば、「やっと現実的なサイズのEVが出そう」「ID.4は少し大きすぎたからこれはちょうどいい」といったサイズ感に関するコメントのほか、「デザインがシンプルでかわいい」「欧州だけでなく日本にも導入してほしい」といった声が多く見られます。
また、すでにフォルクスワーゲンのEVを所有するユーザーからも、「ID.4の走りは満足しているけど、もう少し小さいEVが欲しかった」という意見が寄せられており、ブランドファンの間でも期待値は高まっているようです。
※ ※ ※
新型ID.クロスコンセプトについては、現段階では販売店への具体的な波及は少ないものの、SNSでは確実に関心を集めつつあるようです。
今後、日本仕様や発売時期の情報が明らかになるタイミングで、どのような動向を見せるのかが注目されます。
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