“ポルシェ愛”が伝わる名車が集結! 917名の愛好家が集った「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」開業4周年記念イベントの熱さとは?【クルマ×アソビ#24】
4周年の「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」で一大イベントを開催
千葉県木更津市にある「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下、PEC東京)」が開業4周年を迎えたのを機に、「Morning Mission Reunion 2025」と銘打ったイベントが開催されました。ポルシェオーナーらが917名も集結した当日の模様をレポートします。

「百聞は一見に如かず」ということわざがあります。その意味は“人から何度も聞くよりも、自らの目で見た方がよりよく理解できる”というもの。自ら経験することの大切さを説いた言葉ですね。
これはクルマでも同じこと。実車に触れ、五感を働かせてこそ得られる情報は少なくありません。特に趣味性が高く、ブランド力のあるメイクスの場合、自らの趣味嗜好と合致するか否かは、やはり実車に触れてこそ分かるもの。しかし、ショールーム以外の体験施設を所有している自動車メーカーやインポーターは、ごく一部に限られています。
そんななかポルシェは、スポーツドライビングとブランド体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター」を運営。2008年にイギリス・シルバーストーンに開設されたのを皮切りに、2015年にはフランスのル・マン、アメリカのアトランタにオープンしました。
現在、世界10か所に設置されている「ポルシェ・エクスペリエンスセンター」ですが、日本の「PEC東京」もそのひとつ。2021年10月、千葉県木更津市に開設された同施設はポルシェ・オーナーや愛好家、スポーツカー好きにとってはすっかりお馴染みですが、先日、その開設4周年を祝うイベント「Morning Mission Reunion 2025」が開催されました。
「PEC東京」は2023年1月から、毎月、ポルシェオーナーやポルシェのファンが交流するイベント「Morning Mission」を開催しています。ルーティンの同イベントでもテーマが設けられるなど、毎回、盛り上がりを見せていますが、今回の「Morning Mission Reunion 2025」はやはり特別。事前の参加申し込みをクリアしたポルシェが日本各地から「PEC東京」に結集し、展示・駐車スペースを新旧色とりどりのポルシェが埋め尽くしました。
午前10時、「PEC東京」のメインビルディング前にはステージが設置され、スウェットシャツブランドLOOPWHEELER(ループウィラー)の鈴木諭氏やレーシングドライバーのラヘル・フライさん、元2輪レーサーの原田哲也氏のトークイベントを開催。さらに、ポルシェAGのデザイナーとして活躍する山下周一氏によるトークイベントもおこなわれました。
また、書家でアーティストの岡西佑奈さんは、「タイカン ターボGT」のボンネットフードに書を記すというステージパフォーマンスを披露。

その直後、隣接するワークショップでボンネットを車両に装着し、“夢”とボンネットに大きく描かれた「タイカン ターボGT」がステージ前に現れると、会場は大いに盛り上がりました。
一方、建物内では、ドライビングシミュレーターによる「チャンピオンシップ」や子ども向けの「キッズデザインコンテスト」、「RCカー体験」などを開催。また屋外では、バイクブランドであるドゥカティのテストライドも実施されるなど、多彩なプログラムを実施。老若男女を問わず、「PEC東京」とポルシェを存分に楽しめるイベントとなっていたのが印象的でした。
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