世界最高峰のソーラーカーレースで使用されたブリヂストンのタイヤ「エンライトン」の思想って? オーストラリア大使館でBWSC2025レセプションを開催
ソーラーカーレースに使われるタイヤの「サステナビリティ」とは
2025年11月20日、東京・港区にある在日オーストラリア大使館にて、「2025ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ」パートナーズレセプションが開催されました。

2025ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ(以下BWSC)は、オーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレースです。
2025年大会は8月24日から31日にかけて行われ、18の国や地域から37チームが出場。日本からも東海大学、工学院大学、和歌山大学、大阪工業大学の4チームが参加しました。
ブリヂストンは、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を通じて、パートナーと共に持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速しているといいます。今回行われたイベントには、ブリヂストンとその共創パートナーである日本製鉄、帝人、DHLグローバルフォワーディングジャパンのほか、そしてBWSCに日本から参加した4大学のチームの学生たちも参加、そのレースを振り返る英語でのスピーチも行われました。
登壇した駐日オーストラリア大使、ジャスティン・ヘイハースト氏は「このパートナーズレセプションをブリヂストンと共催できたことを光栄に思います。BWSCは、オーストラリアの大地を縦断し、持続可能性に貢献する最先端技術を発信しています。革新を推進する才能ある若きエンジニアと大学の皆さんに心から敬意を表します」とコメントしました。
続いてブリヂストン代表執行役Global CEOの石橋秀一氏は「BWSCおよびサステナブルなモータースポーツ活動は、当社にとって「走る実験室」であり、BWSCは世界中の大学生チームがイノベーションを競い合う熱い舞台でもあります。当社は、共創パートナーの皆様と共に、未来を担う次世代エンジニアの挑戦を支えながら、自らもイノベーションとサステナビリティの両面で挑戦を続けていきます。ブリヂストンは、レースに掛ける情熱、そしてパートナーの皆様と共に持続可能なモビリティ社会を支えていく情熱を大切に、共感から共創へとつなげることで、モビリティの未来になくてはならない存在となることにコミットしていきます。」とコメントしました。
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ブリヂストンは、2013年にタイトルスポンサーになって以来、タイヤサプライヤーとしてBWSCを支えています。今回は大会に参加する32チームにタイヤを供給しました。

タイヤサイズは「95/80R16」。横幅約100mm、外径約560mmという大きさで、クルマに装着するものには思えない、細くて大きめのフライングディスクのような形状をしています。
そしてBWSC2025で供給されるタイヤは、ブリヂストンの商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」が採用されています。
エンライトンとは環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術で、「薄く・軽く・円く」というタイヤの基本性能を磨き上げたうえで、それぞれの商品ごとに、要求された最適な性能にエッジを効かせる、というものです。
今回のBWSC2025用タイヤは、ソーラーカーに求められる「低転がり抵抗」「耐摩耗」「軽量化」にエッジを効かせて開発されています。軽いタイヤでも、およそ3000kmという距離を、パンクというトラブルなしに走る性能を有しています。
さらに今回のBWSC2025向けのタイヤは、再生可能資源比率を65%以上に高めているといいます。それだけでなく、ブリヂストン初となる、新たな再生資源が採用されています。これはエネオスとの共創で、実証機で精密熱分解技術を活用し、使用済みタイヤをケミカルリサイクルして取り出した再生カーボンブラックです。
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