ホンダ新型「CR-V」のリアシートは快適か? レジャードライブを楽しめる? 2026年2月発売の“スポーティ・ハイブリッドSUV”で気になる後席の居住性とは
クラストップレベルの“ゆとり”を実現した後席
ここからは本題となるリアシートの居住性をチェックしていきましょう。新型「CR-V」は、後席乗員の快適性を重視したパッケージングが特徴です。
リアシートの足元は、CセグメントのSUVとしてはトップクラスとなる広々としたスペースを確保。実際に座ってみると、大人がしっかりくつろげる後席であることが分かります。
リアシートの背もたれには8段階のリクライニング機構を採用。先代の2段階から角度調整の自由度が高まり、好みや体格に応じて細かく角度を変えられるようになりました。
その結果、最大リクライニング角は先代比で10.5度も拡大しており、ロングドライブでも疲れにくい姿勢を取りやすくなっています。
さらに、リアシートにはスライド機構が備わります。一番後ろまで下げた状態では、身長170cm前後のドライバーが適正なドライビングポジションを取った上でその後ろの席に座っても、ヒザ前にはコブシ4個弱のスペースが残るほどの余裕があります。一方、リアシートを一番前までスライドさせても、ヒザ前にはコブシ1個分のスペースが確保されており、近距離の移動であれば窮屈さを感じることはないでしょう。
頭上空間にもゆとりがあり、背もたれを適正な姿勢をとれる角度にリクライニングさせると、サンルーフのついた仕様でも頭上に手のひら2枚分ほどのスペースが確保されています。サンルーフなしの場合にはコブシ1個弱のクリアランスが確保されるので、ヘッドクリアランスに不満を覚えることはありません。

加えて、サイドウインドウのガラスエリアが大きいこともポイントです。ベルトラインが過度に持ち上がっていないため後席からの見晴らしがよく、閉塞感とは無縁。長時間座っていてもストレスを感じにくい開放的なリアシートに仕上がっています。
リアシートそのものも、大柄でクッションがしっかりとした印象です。座面がヒザ裏まできちんと支えてくれるので、体重が分散してお尻や腰への負担が少なく、長時間座っていても疲れにくい印象です。
リクライニングとスライドを組み合わせれば、「しっかり背筋を立てて座る」、「やや足を前に投げ出してくつろぐ」といった姿勢を自在に調整可能。ロングドライブや旅行、レジャードライブでも、後席に座る人は我慢せずに済みそうです。
もちろん、後席乗員の快適性を高める“おもてなし装備”も充実。センターコンソール背面には後席用エアコン吹き出し口やスマートフォンなどの充電に便利なUSB-Cソケットが備わるほか、寒い時期にうれしい後席シートヒーターや頭上に備わるLED読書灯なども備わっています。
なお、この後席はクラストップレベルの容量と使い勝手を実現したラゲッジスペースにも効いていて、リアシートのスライド&リクライニング機構と組み合わせることで乗員の快適性と荷物の積載力をシーンに応じて柔軟に切り替えられます。
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新しい「CR-V」のハイブリッド仕様は、「CR-V e:HEV RS」と「CR-V e:HEV RSブラックエディション」という2グレードを設定。前者はFFと4WDモデルを設定する一方、4WD専用となる後者はブラック加飾を用いたより精悍なスタイルが特徴です。
なお、グレード名の「RS」は“ロードセーリング(Road Sailing)”の頭文字で、“帆走するように、ゆとりを持って気持ちよく走る”という思想を表現したもの。サーキット性能を突き詰めた「タイプR」とは異なり、日常からロングドライブまで、あらゆるシーンで心地いいドライブフィールを提供することを目指したグレードです。
そのコンセプトどおり、新型「CR-V e:HEV」は走りの質だけでなく、ゆとりあるキャビンと広くて快適なリアシート、そして高いユーティリティを備えています。ミッドサイズSUVに求められる「なんでもこなせる1台」であり、後席に座る大切な人もきちんと主役にしてくれる──そんな懐の深さが新型の大きな魅力といえるでしょう。
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