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ホンダ新型「CR-V」のリアシートは快適か? レジャードライブを楽しめる? 2026年2月発売の“スポーティ・ハイブリッドSUV”で気になる後席の居住性とは

ホンダ新型「CR-V e:HEV」リアシートの居住性は?

 トヨタ新型「RAV4」の発売で活気づいているミッドサイズSUV市場。新型「RAV4」は確かに魅力あふれるモデルですが、2026年2月に発売予定のホンダの新しい「CR-V」ハイブリッドモデルは、その強力なライバルになると見られています。

 新しい「CR-V」ハイブリッドモデルはレジャードライブとも好相性のミッドサイズSUVだけに、気になるのが“大切な人”が座るリアシートの居住性。その広さと快適性を実車でチェックしました。

 ホンダは2025年12月4日、ミッドサイズSUV「CR-V」のハイブリッド仕様「CR-V e:HEV」を2026年2月に発売予定だと発表。12月15日から先行予約をスタートさせています。

 1995年に日本で初代モデルが誕生して以来、「CR-V」は約30年にわたってホンダのSUVラインナップを支えてきました。現在では累計販売台数が1500万台を超え、およそ150の国と地域で販売される“グローバルベストセラーSUV”へと成長しています。

 現行型はその6代目に当たりますが、日本市場ではこれまで燃料電池車である「CR-V e:FCEV」のみがリース専用車としてラインナップされてきました。しかし今回、ついに一般ユーザーが選べるハイブリッド仕様が追加されることになったのです。

 新しいハイブリッド仕様のグランドコンセプトは“感動CR-V”。「SUVだから」という妥協を排し、快適性・走行性能・ユーティリティ・ドライバビリティといった、時に相反する価値を高次元でバランスさせる“オールラウンダーSUV”を目指したといいます。

ホンダ「CR-V e:HEV RS ブラックエディション」
ホンダ「CR-V e:HEV RS ブラックエディション」

 ボディサイズは全長4700mm、全幅1865mm、全高1680mm(FF車)で、先代と比べると全長が95mm長く、全幅は10mmワイドになっています。ミッドサイズSUVとしては堂々としたサイズ感ながら、日本の道路環境でも扱いやすい範囲にギリギリ収められているのが好印象です。

 エクステリアは、いかにもSUVらしい力強いシルエットが印象的。水平基調のシンプルな造形の中に、力強さと洗練、上質感、そして“大人っぽさ”を凝縮したデザインとされています。

 進行方向に向けてドライバーの視線を自然に誘導するフロントまわりの断面処理や、車両感覚をつかみやすくするボンネットフード形状、ノイズレスの開けた視界など、見て、運転して安心できる工夫が各部に盛り込まれています。

 リアまわりでは、歴代「CR-V」のアイコンである縦型リアコンビネーションランプを継承しているのが印象的。リッドランプやライセンスプレート位置を上方へ移し、どっしりとした安定感と上質なたたずまいを両立させています。

 インテリアは、「自然に使えるインターフェース」と「動感視界」というキーワードから生み出された造形がポイントです。

 スポーティさとユーティリティの両立をねらい、アイポイントやドライビングポジション、ステアリング角度を徹底的に見直したといいます。

 街中からワインディングまで安心して走れるアイポイントとドライビングポジションを実現すると同時に、乗り降りしやすいヒップポイントを設定。小柄な人から大柄な人まで違和感なく、“ちょうどいい運転姿勢”をつくりやすいのは日常使いのSUVとして大きな魅力です。

 インテリアの雰囲気は、シンプルかつ機能的。その上で、素材や加飾の質感にもこだわることで、ファミリーユースはもちろん大人がひとりで乗っても“気分が上がる”空間を目指しています。

Nextクラストップレベルの“ゆとり”を実現した後席
Gallery 【画像】「えっ!…」広くてリラックスできるからドライブも快適! これがホンダ新型「CR-V」の後席です(30枚以上)
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