【2026年の注目バイク】2輪車初“電子制御過給機”のレスポンスとは? ホンダ「V3R 900 E-コンプレッサー」は900ccで1200cc級の性能を実現!?
900ccで1200cc級の性能をねらう
2026年のバイク業界を展望する上で見逃せない「EICMA2025(ミラノショー)」において、ホンダは2輪車としては世界初となる電子制御過給機つきエンジンを搭載した「V3R 900 E-コンプレッサー プロトタイプ(E-Compressor Prototype)」を初公開しました。
「『EICMA2024』で初公開され、日本の『モーターサイクルショー2025』でもお披露目されたエンジンを搭載。排気量は900ccながら、1200cc級のパフォーマンスをねらうといいます」と話すのは、クルマやバイクなど乗り物を中心に取材・執筆をしているライターの増谷茂樹さん。
「電動過給機はターボとスーパーチャージャーを“いいとこ取り”した特性で、低回転域から鋭いレスポンスを味わえるのだとか。クルマの世界では、排気量をダウンサイジングしつつ、ターボチャージャーで高い出力を確保する手法が一般的になっていますが、このバイクのエンジンも同様の手法を採用し、環境性能もしっかり追求しているようです」(増谷さん)
V型3気筒エンジンは、スリムでコンパクトなのもメリット。「モーターサイクルショー2025」で展示されたコンセプトモデルもスリムさが際立っていましたが、その車体で1200cc級のパフォーマンスを得られるとくれば、気になるライダーは多いことでしょう。

車名のとおりプロトタイプなので、スペックなどの詳細は明らかになっていませんが、ルックスはストリートファイター風のデザインで、アグレッシブなフェイスと切れ上がったテールが印象的。フロントに大きく口を開けたエアインテークや左右非対称のサイドカウルも迫力があります。
フレームは、鋼管パイプを組み合わせたトレリス形状。足まわりは倒立タイプのフロントフォークと、リアのプロアームを採用しています。
3本あるエキゾーストパイプの取り回しは印象的で、マフラーはひとつに集合されているものの、排気口は3つ設けられています。
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