最後にして最高傑作!? 時代を超えて愛され続ける18年前のホンダ「S2000」がオークションで落札 スーパーチャージャー付きの特別なモデルの価値とは
高剛性オープンスポーツとして異彩を放ったホンダ「S2000」
2026年1月、アメリカのオンラインオークション「Bring a Trailer」にて、2008年式のホンダ「S2000」が出品され、落札されました。
S2000は、1999年にホンダの創業50周年を記念して登場したピュアスポーツモデルです。
完全専用設計のボディ構造や、前後重量配分50:50のパッケージ、そして9000rpmまで回る高回転型エンジンが特徴となっており、登場当時のスポーツカー市場において異彩を放っていました。
一般的に、オープンカーはクローズドボディに比べて剛性が落ちるという弱点があるとされていましたが、S2000ではフロアトンネルを主構造とする「ハイXボーンフレーム」を採用することで、クローズドモデル並みのボディ剛性を実現。これは量産車としては非常に画期的なアプローチでした。
また、NSXの設計にも関わった元F1エンジニアが中心となって開発されたエンジンは、2リッター直列4気筒DOHC VTECで、最高出力250馬力、1リッターあたり125馬力という当時としては驚異的な数値を達成しています。
さらに、レッドゾーンは9000回転と非常に高く、エンジンフィールやレスポンスの良さが、S2000を語る上で欠かせない魅力となっています。

2003年のマイナーチェンジを経て、北米市場では2004年から2.2リッターに排気量を拡大した「AP2」型へと進化。これによりトルク特性や扱いやすさが向上し、より実用性の高いスポーツカーとしての完成度が高められました。
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