30年前の名車「Z32」を米国で発見 ツインターボで300馬力超え 年数相応に“ヤレた”日産「300ZX」はいくらで落札された?
90年代の日本車を象徴するハイパフォーマンススポーツ「300ZX」
2025年12月、アメリカのオークション「Bring a Trailer」にて、1996年式の日産「300ZX」が出品されました。
このモデルは、1989年に登場したZ32型「フェアレディZ」の北米仕様にあたり、当時の最先端技術と高性能が結集されたモデルとして知られています。
Z32型は、従来のZカーより大幅にワイドかつローなプロポーションを取り入れたことで、力強さと気品を兼ね備えたデザインが特徴でした。
特にタイトに絞り込まれたフロントノーズや、三次曲面で構成されたボディラインは、空力性能を高めると同時に、スポーツカーとしての美学を体現したとされています。
搭載されるエンジンは、3リッターV型6気筒ツインカム24バルブ・ツインターボ仕様の「VG30DETT」です。
このユニットは、最高出力304ps、最大トルク39.6kgmという圧倒的なパフォーマンスを誇り、ツインインタークーラーによって効率的な冷却が行われていました。

駆動系は5速マニュアルとリミテッドスリップデフを組み合わせることで、加速性能とトラクション性能の両立を実現しています。
また、足まわりには4輪マルチリンクサスペンションを採用し、これに加えて日産独自の4輪操舵システム「SUPER HICAS(スーパー・ハイキャス)」を搭載。
さらに、電子制御パワーステアリングや4輪アンチスキッドブレーキ(4WAS)といった装備も組み合わされ、当時としては世界最高水準の運動性能を誇るモデルに仕上がっていました。
室内空間にもこだわりが見られ、ハイサポートシートによる低い着座位置や、ドライバーを包み込むようなコックピットフォルムを採用。
くわえて、BOSE製の高音質オーディオシステムや、自動空調、パワーウィンドウといった快適装備も充実しており、高性能と快適性を両立させたスポーツカーとして人気を集めました。
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