30年前の名車「Z32」を米国で発見 ツインターボで300馬力超え 年数相応に“ヤレた”日産「300ZX」はいくらで落札された?
希少な最終年式・良質コンディションの1台に注目
今回出品された個体は、1996年式の「300ZX ツインターボ」で、Z32型の最終年式にあたります。

ボディカラーは「スーパーブラック」で統一され、黒革シートを組み合わせた精悍な佇まいが印象的です。全体的に目立ったダメージもなく、非常に良好なコンディションが保たれているようです。
足元には16インチの5スポークアロイホイールを装着。タイヤは2022年製造のトーヨー「エクステンサHP II」が組み合わされており、走行性能にも抜かりはありません。
また、ブレーキは前後ともにベンチレーテッドディスクを採用し、高い制動性能を確保しています。
内装はブラックの本革仕様で統一され、電動調整式のドライバーズシート、自動エアコン、クルーズコントロール、BOSE製CD/カセットオーディオシステムなど、豪華な装備がそろっています。
走行距離は約5万4000マイル(約8万6900km)と、年式を考慮すれば比較的低走行と言える範囲に収まっています。
メーターには160mphスケールのスピードメーターや、7000rpmのレッドゾーンを持つタコメーター、ブースト圧や油圧などの補助メーターも搭載され、スポーツカーらしい計器構成を持っています。
エンジンルームにも目立った腐食やオイル漏れの痕跡はなく、丁寧にメンテナンスされているといいます。
この個体は元々ニューヨークで販売され、2025年までワンオーナーで保管されていた履歴を持ち、カーファックス(自動車履歴報告書)でも事故歴なしと報告されています。
なお、今回のオークションでは34件の入札を経て、最終的に4万1850ドル(約610万円)で落札されました。
これはZ32型としては比較的高額な部類に入る価格帯ですが、その希少性やコンディションを考慮すれば、納得感のある結果とも言えます。
※ ※ ※
Z32型の300ZXは、1990年代のスポーツカーシーンを象徴するモデルとして今なお多くのファンを魅了し続けています。
特にツインターボモデルの最終年式は、性能面でも装備面でも完成度が高く、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。
今回の個体はそうした背景を体現する良質な例として、今後も多くの注目を集める存在となりそうです。
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