そのローン選び、損してます… バイク購入で差がつく「銀行とディーラー」の違い 販売店の“プロ”に聞いた後悔しない選び方とは
金利の低い銀行ローンと手続きの早いディーラーローン
バイクの購入費用を支払う際には、現金一括で全額を支払う方法のほかに、金融機関などから資金を借りて分割で返済するローンという手段があります。
現金での一括購入は利息がかからないため、総支払額を最も安く抑えられるという大きなメリットを持っています。
一方で、現在の貯金残高や個人の財政状況によっては、一度に多額の現金を支払うことが将来の生活への不安に繋がる場合もあります。
こうした事情から、手元にある程度の現金を残しつつ、月々の支払いに分けてバイクを購入したいと考える利用者は少なくないようです。
実際、SNSでも「現金一括で買えないことはないけど、手元にお金が残らないのは不安だからローンで買ったことがある」「貯金を減らしたくないからローンで残金を調整して買うようにしている」という投稿も見受けられます。

また、バイクのローンには大きく分けて、銀行に申請する「銀行ローン」と、販売店がサービスとして展開している「ディーラーローン」の二つの種類があります。
それぞれのメリットとデメリットを正しく理解し、自分に合った支払い方法を見つけることが重要です。
たとえば銀行ローンは、一般的にクルマを購入する際の「マイカーローン」と同じ枠組みで申し込みを行います。
銀行ローンの最大の利点は、金利が1%から3%ほどと非常に低く設定されている点にあります。
金利が低く設定されていれば毎月の返済金額を最小限に調整できるため、結果として最終的な総支払額を抑えることが可能です。
さらに、あらかじめ車体価格よりも多めの金額を申請しておくことで、余った資金をヘルメットなどの購入費用やメンテナンスなどの維持費に充てられるメリットもあります。
ただし、銀行ローンは申請してから実際に融資を受けるまでに、書類の準備などで数週間の時間が必要になります。
くわえて、審査の基準が厳密に設定されているため、安定した収入などが強く求められる側面があるようです。
一方で、ディーラーローンはバイクを販売している店舗でそのまま手続きを進められる便利なサービスです。
ディーラーローンは申請してから審査の結果が出るまでの時間が極めて短く、即日の融資決定も可能となっています。
また、ローンの審査条件も比較的緩やかに設定されており、過去に他の審査に落ちた経験がある人や、親の同意を得た学生であっても申し込みが通りやすくなっています。
しかし、金利が10%ほどと銀行ローンに比べて高く設定されており、支払う利息の総額が大きくなる点は見逃せません。
金利の差によって、最終的な支払額が数万円から十数万円単位で変わることもあるため、慎重な検討が必要です。

また、所有権についても大きな違いがあります。
銀行ローンの場合は購入した時点からバイクの名義が自分自身になります。
そのため、ローンの返済途中であっても自分の好きなタイミングでバイクを売却することが可能です。
一方、ディーラーローンの場合、完済するまではバイクの所有権が自分ではなくディーラーにある点が特徴です。
そのため、返済が終わるまでは原則として自由に売却できないという制約が伴います。
このように、銀行ローンには金利の低さやバイクの所有権においてメリットがある一方で、審査の厳しさや承認されるまでの時間にデメリットがあります。
それに対して、ディーラーローンは審査基準の緩やかさや審査が承認されるまでの時間の短さにメリットがある一方で、金利の高さや所有権の有無についてデメリットも伴います。
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