トヨタの新しい3列シートSUV「ハイランダー」北米で初公開! 最大500km以上走れる7人乗り“電動SUV”の魅力とは? 日本市場への導入はあるか
3列目席にも大人が座れる──居住空間・快適装備・収納の実力
新型「ハイランダーのBEVモデルは、最大7人が乗れる3列シートをキャビンに設定しています。セカンドシートはキャプテンシートが標準ですが、「XLE」のAWDにはベンチシートもオプションで設定されます。
サードシートは大人2名が十分座れるスペースを確保。セカンドシートの電動ワンタッチ折りたたみ機構により、サードシートへも楽にアクセスできます。
シート表皮は、全グレードで合成皮革“SofTex”を採用。前席のシートヒーターとステアリングヒーターは標準装備となります。
上級グレード「リミテッド」は、フロントシートにもベンチレーション機能が備わり、2列目席にもシートヒーターが備わります。
コックピットまわりは、中央に14インチタッチスクリーンを、ドライバー正面に12.3インチのデジタルメータークラスターを配置、64色から選べるアンビエントライトも標準装備となります。
さらに、開放的で明るいキャビンを演出するトヨタ車最大サイズのパノラマ固定ガラスルーフを全グレードにオプション設定。また「リミテッド」にはリアウインドウシェードも設定されます。
ラゲッジスペースは、サードシート使用時でも15.9立方フィート(約450リットル)の荷室容量を確保。サードシートの背もたれを倒せば45.6立方フィート(約1291リットル)まで拡大できます。
そんな新型「ハイランダー」のBEVモデルには、トヨタが米国で販売するモデルとしては初めて“V2L(Vehicle-to-Load)”機能を装備しています。これは、大容量の走行用バッテリーを外部への電力供給源として活用するもので、アウトドアレジャー時に家電製品を稼働させたり、停電時に家庭のバックアップ電源として機能させたりできます。

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2026年後半から2027年初頭の発売を予定している新型「ハイランダー」のBEVモデルは、ケンタッキー州ジョージタウンにあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)で組み立てられます。バッテリーも米国内で調達される、まさに“北米生まれのBEV”となっています。
トヨタはカーボンニュートラル社会の実現に向け、BEVだけでなくハイブリッドやプラグインハイブリッド、燃料電池車など多彩な電動車の選択肢を用意する“マルチパスウェイ”の取り組みを推進していますが、新型「ハイランダー」のBEVモデルもその一環といえるでしょう。
「3列シートのBEVが欲しい」というニーズに正面から応えた新型「ハイランダー」のBEVモデルが、北米でどのような存在感を見せるのか、注目したいところです。
なお、現時点で日本市場への導入はアナウンスされていませんが、反響次第ではトヨタが手がける3列シートBEVが日本の街を走る日が来るかもしれません。
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