“EV化・コンパクト化・高級化”が加速!? 「ジャパンキャンピングカーショー2026」に行ってわかった 変わりつつある最新トレンドとは
EVをベースにした新たな動きも拡大中
新たな動きでは、EVキャンピングカーという提案が見られたこと。国産車では、ホンダの軽商用バン「N-VAN e:」をベースにしたものが展示。

これは元々広い車室空間を活かし、ベッドキットを組み合わせたもので、中身はシンプルですが、簡単に設置できるポータブル電源を活かしたのも大きな特徴です。
走行中は、ポータブル電源を充電。そこから車内での家電利用を可能とするだけでなく、必要があれば、駐車中にポータブル電源から車両の充電ができるのがポイントです。その手もあるかと驚かせてくれる存在でした。
また参考展示ながら、輸入車では、ヒョンデとキアがEVを展示していました。ヒョンデは、キャビンのカスタマイズが可能なEV商用車「ST1」を展示し、キャンピングカーのベースにも活用できることを提案。
同モデル自体は、近い将来の日本導入を検討しているとのこと。さらに今春導入予定のキアのEVバン「PV5」をベースにしたキャンピングカーのコンセプトも展示されました。
商用EVは、政府の環境政策から、今後のニーズの拡大が期待される分野ですが、一部キャンピングカービルダーが注目するのは、同時に車中泊やキャンプでの家電利用が拡大していることもあるようです。
キャンピングカーには、電源としてバッテリーシステムが搭載されていますが、就寝中の車載クーラーなどの利用の拡大もあり、リチウムイオン電池など高額なバッテリーがシステムに採用されるようにもなっています。
EVならば、停車中にもエアコンが使えますし、車内にコンセントを備えるものも多いため。既存のキャンピングカー並みの設備を備え、電源を供給する方法は、これからのメーカーと一緒に開発していく必要がありそうですが、ライトな車中泊仕様のものなら、EVが普及していけば、拡大していく可能性が高いようにも感じました。
※ ※ ※
ジャパンキャンピングカーショーは、商談会でもあるため、例年は多くの来場者とセールマンによる熱心な商談が見られるケースが多いですが、今年は商談の機会は少なかった印象です。
そこには供給問題もありますが、物価高の影響による消費の鈍化もあるように思えてなりません。それでも数千万円クラスの超高額なキャンピングカーが売約済みとなるなど、以前よりもユーザー層の違いによる温度差も強く感じた2026年年始のショーでした。
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