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“EV化・コンパクト化・高級化”が加速!? 「ジャパンキャンピングカーショー2026」に行ってわかった 変わりつつある最新トレンドとは

2026年はコスパを重視した軽キャンピングカーが注目の的に?

 冒険と気ままな旅の相棒として人気のキャンピングカー。その日本最大の展示会である「ジャパンキャンピングカーショー2026」が、2026年1月30日から2月2日の4日間、千葉県千葉市の幕張メッセで開催されました。

 同イベントには、全国各地から人気キャンピングカービルダーが集結。その年の目玉となる初公開の新車が展示されることも多く、毎年多くのファンが来場します。今年の出展社数は180社以上、展示台数は過去最大となる450台に。来場者も、昨年の約5千人増となる過去最多の約5.2万人に上りました。

 今年も賑わいを見せた同イベントですが、昨年と大きく異なる点がありました。それはトヨタ「ハイエース」をベースとしたキャンピングカーの少なさ。

 これは2025年、トヨタよりハイエースの新車供給が大幅に減少。そのため、ビルダーはキャンピングカーの生産ができず、長期納期化へ。

 さらに供給回復の兆しも見えないため、新車の販売も行えない事態となりました。その影響が続いているため、今回のハイエースキャンピングカーの展示を控える事態に陥ったようです。

 もちろん、ハイエースを出展したビルダーもありましたが、ハイエースバンにベッドキットを組んだような車中泊仕様が目立ちました。

 ハイエースの対抗馬としては、日産キャラバンが存在しますが、ちょっと元気がないのが残念なところ。その背景にも、キャンピングカーが高価であるため、よりリセールバリューを重視している面もあるのかもしれません。

ジャパンキャンピングカーショー2026の様子
ジャパンキャンピングカーショー2026の様子

 またキャンピングカーでコスパ重視されているように感じるデータも見えてきました。それが軽キャンピングカーの人気です。

 日本RV協会発表のデータによれば、昨年のキャンピングカーの国内新車で軽キャンピングカー比率が上昇。確かにキャンピングカー全体としては3番人気となる18%に過ぎませんが、他モデルが、より高機能となる8ナンバー車が多いのに対して、軽キャンピングカーは、ライトな仕様となる8ナンバー以外の車両が全体の89%を占め、お手頃が重視されていると感じます。

 さらに、従来は手堅さのあったキャンピングカー市場ですが、キャンピングカーの国内生産台数は、2023年から下降しており、今後の景気動向とベース車の供給が、業界の未来を担うポイントとなりそうです。

 もちろん、注目の新車も多くみられました。個性派キャンピングカーでは、小型SUVとして大人気となっているジムニーノマドのキャンピングカーが商品化。ポップアップルーフを装備し、キャンプ時の居住スペースを拡大しています。

ジャパンキャンピングカーショー2026の様子
ジャパンキャンピングカーショー2026の様子

 トラックの荷台にキャビンを架装した「キャブコン」では、いすゞがエルフベースのキャンピングカー専用シャシモデル「ビーカム」に、「ワイドキャブロング」を追加。

 同車は、既存モデルに比べ、全幅と全長が大きくなっていますが、さらに専用装備として、センターデフ式フルタイム4WDを標準としたのが大きな特徴。

 本格的な4WD車なので、非舗装路や雪道などの厳しい路面状況でも、高い走破性と走行安定性を発揮、よりユーザーの行動範囲を広げてくれます。展示車の注目度も非常に高く、内見のために長蛇の列ができるほど。

 またハイエースの供給が足りないことから、イタリアのフィアットの商用バン「デュカト」をベースとしたキャンピングカーの展示が増えたのも印象的でした。

NextEVをベースにした新たな動きも拡大中
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