日本導入は2026年夏 BMW新型「iX3」ってどんなクルマ? “21世紀のノイエクラッセ”に乗ってわかった 他のEVとの違いとは
クルマづくりの考え方を大きく切り替えたノイエクラッセ第1弾
2026年3月初旬にミュンヘンのBMWプレスサービスで新型「BMW iX3 50 xDrive」を借りて試乗する機会を得ました。
100%電気で動くバッテリーEVで、「iX3」というモデルとしては2世代目になります。
しかしこのモデルは単なる2世代目ではなく、BMWがクルマづくりの考え方を大きく切り替えたノイエクラッセ(新しいクラス)の第一弾です。
実は1960年代にもノイエクラッセが登場しています。
BMWが小さなクルマと大きなクルマしか製造していなかった時代に、ちょうど良い大きさのモデルをノイエクラッセとして世に送り出しました。それがBMW「1500」、「2000」になり、1972年に登場した5シリーズ(E12)に繋がっていきます。またBMW「1600-2」、「2002」から、1975年にデビューした3シリーズ(E21)へと展開しました。
つまりノイエクラッセというのはクルマの名前ではなく、新しい考え方でつくられたクルマを意味します。
1960年代は20世紀のノイエクラッセ、今回は21世紀のノイエクラッセと言っても良いでしょう。ただし今回はボディの大きさでの違いではなく、クルマづくりのさまざまな点が新しい考え方で創られています。

2023年のジャパンモビリティショー(JMS)に展示されていたのはセダンの「ヴィジョン・ノイエクラッセ」、そして前回2025年のJMSではSAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)のノイエクラッセが登場しましたが、それが今回試乗することができたiX3です。
体育館のような大きなガレージに留められていたiX3に近づいていくと、前後のスモールランプが順に光って歓迎してくれました。
BEVなのでフロントに開口部はないものの、BMWらしいキドニーグリルは存在します。
最近のキドニーはどんどん大きくなっていましたが、新型iX3は小さなキドニーです。しかしまったく新しいモデルにも関わらず、誰でもBMWと判別できるのはこのキドニーのおかげです。色褪せず、モダンで、無駄のない、BMWの新しいデザイン言語で創られたボディは、同じようなSAVの形状でも新鮮に感じました。
空気抵抗を減らすためにフラッシュサーフェイスになったバー型ドアハンドルが自動的に出て来るので楽にドアの開閉ができます。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
ブローバが腕時計の常識を曲げてから10年…「CURV(カーブ)」10周年モデルが証明した小径化による究極のフィット感とクリエイション【PR】