VAGUE(ヴァーグ)

“走りやすさ”が速さとドライビングの楽しさに繋がる! ブリヂストンの新リアルスポーツ「ポテンザRE‐71RZ」に乗ってわかった進化の方向性

ストリートラジアル最速を追求

 ブリヂストンから、新リアルスポーツタイヤ「ポテンザRE−71RZ」が2026年2月に発売されました。

 サイズは14インチから20インチまで、60シリーズから30シリーズまで全61サイズ。すべてメーカー希望小売価格が設定されています。

ブリヂストンのスポーツ部門を担うブランド、「ポテンザ」の歴史は1979年に登場した「ポテンザRE47」から始まっています。

 ポテンザは、今ではプレミアムスポーツ、リアルスポーツ、カジュアルスポーツという3つのラインで構成されていますが、今回はそのうちのもっともハイパフォーマンスタイヤと言えるリアルスポーツの最新バージョンが「RE-71RZ」になります。

 今回、ミニサーキットで試乗することができました。そのインプレッションを紹介します。

 試走会場は、筑波サーキットに隣接する筑波1000。いきなりの全開試乗でしたが、装着された車両が「GRカローラ」で乗りやすかったので、助かりました。タイヤサイズは265/35R18 97WXLでした。

ブリヂストンの新リアルスポーツタイヤ、「ポテンザRE‐71RZ」
ブリヂストンの新リアルスポーツタイヤ、「ポテンザRE‐71RZ」

 試乗方法は新品タイヤを装着したGRカローラでピットスタート、1周目はウォームアップ、2周目、3周目、4周目の3回タイムアタックをして、5周目にクールダウンしてピットインという方法です。

 最初は、従来モデルの「RE-71RS」からトライしました。まったくの新品タイヤでしたが、ウォームアップからいいグリップを発揮していました。

 3か所ほどコーナーの手前でフルブレーキングしなければならない場所がありますが、いい感じで制動感が高まり期待に応えてくれています。第1コーナーから第2コーナー、第3コーナーまでの連続した右コーナーではややハンドルの応答性が鈍めに感じましたが、アクセルは全開のままなので、こんなものかという印象でした。

 しかし最新タイヤのRE-71RZは、軽荷重でも重荷重でもグリップアップしていて、あらゆる場面で走りやすくなっていました。

ブリヂストンの新リアルスポーツタイヤ、「ポテンザRE‐71RZ」を装着したGRカローラで筑波1000を試乗
ブリヂストンの新リアルスポーツタイヤ、「ポテンザRE‐71RZ」を装着したGRカローラで筑波1000を試乗

 まずはブレーキングですが、先代モデルと同じ場所から同じような踏力でブレーキペダルを踏むと、コーナー入り口ではスピードが落ち過ぎてしまうので早めにブレーキペダルを緩めることになりました。

 つまりもっと深く突っ込んだところでブレーキングを開始すれば良いわけで、簡単にタイムアップできそうな気がしました。また、もっと強くブレーキングしてもABSが作動せず(重荷重でもタイヤがロックしないので)、タイヤグリップの強さも感じました。

Next強いグリップでコーナーでもコントロールしやすい
Gallery 【画像】これ速いって! ブリヂストンの新リアルスポーツタイヤ「ポテンザRE‐71RZ」を写真で見る(17枚)
シチズン「プロマスター」新作 “海の男”をうならせた頼れる1本
こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

RECOMMEND