入った瞬間「え?」ってなる… “化粧水級のヌルヌル感”で湯上がりに肌がスッベスべになる「強アルカリ性温泉」3選
最後は、北アルプスの白馬槍ヶ岳直下に源泉を持つ長野の名湯
●長野県「白馬八方温泉」
そして最後に紹介するのは、長野県北安曇郡白馬村にある「白馬八方温泉」です。
北アルプスの白馬槍ヶ岳直下に源泉を持つ白馬八方温泉は、pH11.2という非常に高い数値をほこるアルカリ性単純温泉です。

白馬八方温泉の最大の特徴は、その成り立ちにあります。
この地域の地質を形成する「蛇紋岩(じゃもんがん)」と熱水が反応することで生まれた温泉であり、世界的にも極めて珍しい条件を備えています。
とくに高アルカリであるだけでなく、天然の水素を豊富に含んでいることが近年の研究で明らかになっており、東京工業大学地球生命研究所の分析によれば、生命の起源とされる40億年前の環境に近いとされ、地質学的にも注目を集めているようです。
白馬八方温泉の入浴時の感触は非常になめらかで、強アルカリ性の作用によりつるつるとした肌触りをもたらしてくれます。
また、八方尾根の麓には4か所の公式な日帰り入浴施設が整備されているほか、約65軒の宿泊施設にお湯が供給されています。
くわえて、源泉温度は49.7度と高く、アルカリ性低張性高温泉として分類されるため、しっかりと身体を温めるのに適しているといいます。
冬場はスキーヤーやスノーボーダーの疲労回復の場として、夏場は登山客の休息の場として、一年を通じて多くの人々が利用しています。
※ ※ ※
強アルカリ性温泉は、その極めて高いpH値によって、一般的な温泉とは一線を画す独特の入浴体験ができる点が特徴です。
今回紹介した3か所の温泉地は、それぞれが独自の歴史や地質的な背景を持ちながら、肌の角質をやわらかくするという共通の特徴を備えています。
温泉地の静かな環境と、科学的にも稀有な泉質の組み合わせは、日常の喧騒を離れてリフレッシュを図るのに適した環境といえそうです。
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