走行わずか121キロ “ほぼ新車”のランボを発見 自然吸気V12は759馬力までパワーアップ 「アヴェンタドール」の最終進化形「SVJ」の価値とは
ランボルギーニのフラッグシップV12モデル最終進化版
2026年4月にモナコで開催されるRMサザビーズ主催のオークションに、2020年式ランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」が出品される予定です。
どんなクルマでしょうか。
アヴェンタドールSVJ(Aventador SVJ)は、ランボルギーニが持つ技術と情熱を極限まで突き詰めたモデルで、スーパーカーの本質ともいえる要素を体現した1台です。
2011年から2022年にかけてフラッグシップV12モデルとして君臨したアヴェンタドールは、「S」や「SV」といった進化を経て、この「SVJ」で最終的な完成形へと到達しました。ちなみにSVJはわずか900台しか製造されませんでした。
アヴェンタドールSVJの最大の特徴のひとつが、革新的な空力システムです。
ランボルギーニ独自のALA2.0は、電子制御フラップを用い、高ダウンフォースと低ドラッグを状況に応じて切り替える先進技術です。専用設計のフロントエンドや大型サイドスカート、オメガ形状のリアウイング、そしてディフューザーが一体となって作用し、高速域で車体を路面に強力に押し付けることで卓越した安定性を実現しています。

パワートレインも大幅に強化。改良型の6.5リッターV12自然吸気エンジンは、シリンダーヘッドの見直しやチタン製インテークバルブの採用により、最高出力759馬力を発揮します。
さらに徹底した軽量化が図られており、エンジンカバーのヒンジに至るまで軽量部品へ置き換えられています。その結果、0-100km/h加速はわずか2.8秒、最高速度は349km/hに達し、歴代アヴェンタドールの中でも最速・最軽量のモデルとなりました。
オークションに出品予定のこの個体は、ほぼ新車同様のコンディションを保つ極めて希少な1台で、走行距離はわずか121kmにとどまっています。
外装はマット仕上げのブルー・エメラで彩られ、グロスブラックの鍛造ホイールやブラックブレーキキャリパー、さらにカーボンファイバー製パーツが随所に配され、強烈な存在感を放っています。
インテリアもまた特別な仕立てとなっており、グリジオ系のアルカンターラを基調に、ブルーのレザーアクセントとゴールドのステッチが施されています。電動およびヒーター付きシートやステアリングにも同様のカラーコーディネートが施され、細部にまで統一感のある上質な空間が広がります。
装備面ではアクスルリフトシステムやリアビューカメラ、パーキングセンサーなど実用性を高める機能も備えられています。この車両は英国の正規ディーラーを通じて新車販売され、その後コレクションに加えられました。認証書や工具類、充電器などの付属品も揃っています。
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