VAGUE(ヴァーグ)

“バイクらしさ”がにじみ出るスタイルって良いよね! 現代の技術を搭載しながらかつての名車を思い出させる「ネオレトロ」スタイルのバイク3選

続いてはスズキの新型とヤマハの原付二種のネオレトロ

●スズキ「GSX-8T」

 続いて、スズキが2026年に新たに投入した「GSX-8T」を取り上げます。

スズキ「GSX-8T」
スズキ「GSX-8T」

 GSX-8Tは、往年の名車である「T500」などの造形から着想を得て設計されたネオレトロ調のストリートバイクです。

 外観デザインは「タイムレス・リバイバル」をコンセプトとしており、丸型LEDヘッドライトやタック&ロールシート、バーエンドミラーを採用することで、クラシックなシルエットを形作っています。

 一方で、ゴールドのフロントフォークやアルミ製キャストホイールが、現代的な走行性能を視覚的に表現しています。

 エンジンは、775ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒を搭載しており、最高出力は80ps、最大トルクは76Nmというスペックを誇ります。

 また、このエンジンにはスズキ独自の「スズキクロスバランサー」が採用されており、振動を抑えつつコンパクトな設計を実現しているのが特徴です。

 電子制御面では、出力特性を選択できるスズキドライブモードセレクターや、3段階から介入レベルを選べるトラクションコントロールシステムが搭載されています。

 さらに、クラッチ操作を介さずにシフトチェンジが可能な双方向クイックシフトシステムも装備されており、長距離の探検でもライダーの疲労が軽減されます。

 車体重量は201kg、シート高は815mmとなっており、16リッターの燃料タンクを備えることで長い航続距離に対応しています。

 なお、価格は129万8000円です。

●ヤマハ「XSR125」

 最後に紹介するのは、原付二種クラスで高い支持を得ているヤマハ「XSR125」です。

ヤマハ「XSR125」
ヤマハ「XSR125」

 XSR125は、ヤマハの「XSR」シリーズのDNAを受け継ぐ末弟モデルであり、2023年に登場して以来、そのクラスを超えた質感が評価されています。

 外観デザインは、円形のヘッドライトやメーター、水平なラインを描くタックロールシートなど、伝統的な意匠が各所に散りばめられています。

 足まわりには、オフロードの雰囲気を感じさせるトレッドパターンのタイヤが装着されており、日常の延長線上で探検気分を楽しむことができる造形となっています。

 エンジンは、124ccの水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒を搭載しており、最高出力は15ps、最大トルクは12Nmを発生させます。

 このエンジンの大きな特徴は、回転数に応じてカムが切り替わる可変バルブシステムであるVVAを搭載している点にあります。

 これにより、低中速域の粘り強さと高速域の伸びを両立しており、小排気量ながら全域で扱いやすい出力特性を実現しています。

 機能面では、上位モデルと同様にアシスト&スリッパー・クラッチが採用されており、軽い力でのレバー操作が可能となっています。

 車体重量は137kgと非常に軽量であり、全長2030mm×全幅805mm×全高1075mmというコンパクトなサイズ感により、細い路地への侵入も容易です。

 シート高は810mmですが、オプションとして約30mm足つきを改善するローダウン仕様も設定されています。

 なお、価格は50万6000円となっています。

※ ※ ※

 今回紹介した3台は、時代に流されない普遍的なデザインと、現代の安心感を兼ね備えた実力派のモデルです。

 それぞれ排気量や機能は異なりますが、いずれもレトロな外観と現代の走行性能を両立させている点が共通しています。

 今後も各メーカーから、ライダーの個性をより豊かに表現するような、感性に訴えかけるモデルの登場が期待されます。

Gallery 【画像】懐かしいのがカッコいい! 「ネオレトロ」バイク3台を写真で見る(30枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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