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行き先は“降りたことのない駅”!? 新幹線の往復旅が実質6000円で可能な“旅ガチャ”「どこかにビューーン」って何? 知らない街で過ごす“癒し”とは

東北新幹線「やまびこ」で東京から3時間、新花巻駅へ

 当日。在来線で東京駅に行き、スマホに紐づけしたSuicaをタッチ、新幹線改札を通ります。チケットレスなので、座席番号など気になってしまいますが、構内には「新幹線eチケット座席表発行機」があるので、それを使えばプリントアウトすることも可能です。

Suicaに紐づけされるチケットレスだが、東京駅構内にある「新幹線eチケット座席表発行機」でプリントアウトが可能
Suicaに紐づけされるチケットレスだが、東京駅構内にある「新幹線eチケット座席表発行機」でプリントアウトが可能

 乗車したのは12時36分発の盛岡行「やまびこ61号」。指定席の窓際A席に乗り込みます。

 やまびこ号は東北新幹線最速の「はやぶさ」のような感じではなく、主要駅に停車していくタイプなので、はやぶさ号だと東京から盛岡まで2時間10分ほどで到着するものを、やまびこ号だとおよそ3時間20分かかります。

 やまびこ61号の新花巻駅到着は15時38分、つまり東京駅からは3時間2分。ソコソコのんびりした新幹線旅になります。

 ただ、東海道新幹線の「こだま」や「ひかり」のように、「のぞみ」に抜かれるための各駅での長い停車時間というものが東北新幹線のやまびこ号では少なく、さらに、はやぶさ号に乗ると毎回気になるWi-Fi途切れも少なく、仕事もはかどります。せっかくの有給を取っての一人旅。なのに車内に仕事を持ち込んでいる自分がちょっと悲しくなります。

 ということでやまびこ61号は新花巻駅に到着。4月上旬でしたが、駅を降りると東京よりちょっと肌寒く感じます。

 旅行前に花巻市を調べると、周りに数多くの温泉郷があるのに気がつきました。花巻温泉をはじめ、台温泉、松倉温泉、志戸平温泉、大沢温泉、鉛温泉などが名を連ねています。

 そうした花巻温泉郷には新花巻駅や花巻駅から、宿泊者を対象にした送迎シャトルバスも運行されています。予約した16時10分発の無料バスで、台温泉に向かいます。

 大きなホテルのある花巻温泉の脇を抜け、バスは走ること5分、新花巻駅から30分ほどで台温泉の入口にあるバス停に到着しました。

 台温泉、山あいの自然に囲まれた静かな温泉地です。バス停の目の前に廃墟ホテルがあるのは近年の「温泉街あるある」ではありますが、奥に続く細い道の両脇に旅館が立ち並び、昔ながらの雰囲気が癒されます。
 
 歩くこと数分、予約した「松田屋旅館」にチェックイン。今回は「オールインクルーシブ付 特別室プラン」で申し込みました。

 松田屋旅館、外観は風情を漂わせる建屋ですが、中に入ってびっくり。数年前に改装したと思われ、ロビーから綺麗で落ち着いた雰囲気になっています。さらに案内された2階の特別室「葉山」という部屋に入ると、8畳の和室とシングルベッド2台がおいてある8畳の洋間、さらに足を伸ばしてゆったりと寛げる総檜づくりの風呂があります。

台温泉松田屋旅館、特別室「葉山」には部屋に檜風呂がある。源泉かけ流しの温泉だ
台温泉松田屋旅館、特別室「葉山」には部屋に檜風呂がある。源泉かけ流しの温泉だ

 このお風呂はもちろん温泉で、しかも源泉かけ流し。いつでも好きなタイミングで、部屋にある温泉に浸かることができる贅沢は、なかなか味わえるものではありません。

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「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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