勝つために生まれたホンダの“ホモロゲモデル”が驚愕の価格で落札 32年前発売で走行“0キロ”! 奇跡の未使用車ホンダ「RC45」を発見 どんなバイク?
市販車ベースのレースで勝つために生まれたRC45、その価値が再燃中!
米国で開催されたオークションにて、1994年式のホンダ「RC45」が落札されました。
およそ11万745ドル(約1700万円)という驚きのプライスタグが掲げられたこのRC45には、どのような背景が隠されているのでしょうか?
ホンダが1994年に世に送り出した「RC45(RVF750R)」は、熱狂的なバイクファンの間で特別な存在として語り継がれるモデルです。
スーパーバイク世界選手権(WSBK)をはじめとする市販車ベースの最高峰レースで勝利を収めるため、ホンダは名車「RC30(VFR750R)」の後継機開発に着手しました。
レースのレギュレーションを満たすために市販化された、いわゆる「ホモロゲーションモデル」として誕生したのがこのRC45です。

心臓部には749ccの水冷V型4気筒エンジンが搭載され、市販の二輪車としてホンダで初めて電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)が採用されました。
チタン製コンロッドやマグネシウム合金製のエンジンカバーなど、軽量化と高出力化のためにコスト度外視のレーシングパーツが惜しみなく投入されているのが特徴です。
その圧倒的な戦闘力は実際のレースシーンでも遺憾なく発揮され、1997年のWSBKにおけるジョン・コシンスキー選手のチャンピオン獲得や、鈴鹿8時間耐久ロードレースでの幾多の勝利など、輝かしい戦歴を残しました。
競技用マシンとしての側面が強かったため生産台数はごくわずかで、総生産台数はおよそ1000台、そのうち北米市場向けに販売されたのは50台程度だったと言われています。
発売当時の新車価格は200万円と非常に高価な部類でしたが、現在ではその希少性と歴史的価値が高く評価されており、海外のオークションなどでは1000万円近い金額で取引されるケースも見られます。
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