いまの季節、やっぱタンデムでも気持ちいいんだよなぁ… 快適に2人乗りで長距離ツーリングができる大型バイク3選
次はスズキとヤマハのツアラー
●ヤマハ「トレーサー9 GT+」
次に紹介するのは、ヤマハ「トレーサー9 GT+」です。

トレーサー9 GT+は、スポーツ走行とツーリング性能を組み合わせたトレーサーシリーズの最上位機種として、電子制御技術を投入してきた経緯を持ちます。
外観は、アローシルエットを基調とし、周囲を検知するカメラを内蔵したマトリクスLEDヘッドランプなど、先進性を強調したスタイルとなっています。
そして、エンジンは888ccの水冷4ストローク直列3気筒を搭載し、最高出力120ps、最大トルク93Nmというスペックにより、全域で機敏な走行を可能にしています。
また、重量は232kgに抑えられ、シート高は845mmの設定で、見晴らしの良い視点と操作性が確保されています。
機能面では、ミリ波レーダーで先行車との車間を維持するアダプティブクルーズコントロールを装備し、タンデム走行時の負担軽減が図られています。
さらに、クラッチレバーの操作を不要とする自動変速機構のY-AMTを採用し、長旅での負担を抑える仕様となっているのが特徴です。
なお、価格は198万円です。
●スズキ「Vストローム 1050」
最後に紹介するのは、スズキ「Vストローム 1050」です。

Vストローム 1050は、1988年に発売された「DR750S」のデザインをモチーフにしつつ、快適な長距離移動を追求するスポーツアドベンチャーツアラーとして開発されてきた経緯を持ちます。
外観は、歴代モデルから受け継がれるクチバシ状のフロントカウルを現代的にアレンジした独自の造形となっています。
そして、搭載エンジンは1036ccの水冷4ストロークV型2気筒で、最高出力103ps、最大トルク97Nmを発揮する設定となっています。
低中速域での扱いやすさに定評があるVツインエンジンは、二人乗りでの登坂路や高速道路での追い越しにおいても、息の長い加速を提供します。
重量は242kg、シート高は850mmとなっており、アップライトなライディングポジションが視界と操縦性を確保しています。
くわえて、機能面では、出力特性やトラクションコントロールを統合制御するスズキインテリジェントライドシステムが走行を支援します。
さらに、上下双方向のクイックシフトシステムや、勾配に応じてブレーキ圧を最適化する制御も備え、タンデムでの長旅を支える実用性が備わっています。
なお、価格は170万5000円です。
※ ※ ※
今回紹介した3車種は、それぞれ異なるアプローチでタンデムツーリングの快適性を追求したモデルとなっています。
いずれもパッセンジャーへの配慮や電子制御が備わっており、二人での旅を支えるための性能を有しています。
今後も環境性能への対応や利便性を高める新機能の採用により、大型ツアラーがどのような変化を遂げていくのか、その動向が注目されます。
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