おひとりさまもOK! 専用客室も備える「飛鳥III」に30代ソロトラベラーが乗ってぜいたくな旅を発見した
日常を忘れて 移動そのものが体験に
飛鳥IIIは、本格的なゴルフシミュレーター「フルスイング」をはじめ、パドルテニスや3on3(3人制)バスケットボールが楽しめる「アスカフィールド」、ヨガやストレッチに対応したスタジオ、サロン&スパ、さらに海を眺めながら24時間利用できるフィットネスセンターなど、充実したウェルネス施設を備える。船旅のなかでも気軽に体を動かし、心身ともにリフレッシュできる環境が整えられている。

実際に乗船して感じた魅力は、予定を詰め込まなくても成立するということだった。
出港時にはデッキでウエルカムイベントを楽しみ、夕暮れには船尾へ伸びる航跡を眺める。寄港地では豊川稲荷や竹島(いずれも愛知県)を巡るツアーに参加し、今回の寄港地である蒲郡周辺の魅力をたっぷり味わった。
神戸への帰路となる出港時には、展望サウナを併設した洋上風呂「グランドスパ」を利用。露天風呂からは港や海を望むことができ、出港とともに移り変わる景色を眺めながら、ゆったりとした入浴時間を満喫した。
移動日となる3日目は、カフェで抹茶を味わい、ビスタラウンジでコーヒー豆のばい煎体験に参加するなど、船内でゆったりとした時間を過ごしたことが心身のリフレッシュにつながった。特別なイベントではないが、自分のペースで船内を歩き、気になった場所に立ち寄るだけでも十分な満足感がある。
改めて振り返ると、船旅では目的地だけでなく、移動する時間そのものが旅だった。その価値を改めて実感させられた。
自分の時間を豊かに使うための移動空間
現在の飛鳥IIIは、利用者の約6割が飛鳥クルーズのリピーターだという。しかし、新規利用者も4割を占めており、40~60代へとターゲットを広げている。その背景には、客室設計や食事、ウェルネス、アートといったハード面だけでなく、旅の過ごし方を自分で選ぶという考え方がある。
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