もうクルマ並みに賢いじゃん… AIが走りを学び、レーダーで危険を察知! 従来にはなかった安全性と快適性を備える次世代「電動アシスト自転車」3選
次はキャノンデールとスマーロの電動モビリティ
●キャノンデール「Synapse Carbon 2 SmartSense」
続いて紹介するのは、キャノンデールのロードバイク「Synapse Carbon 2 SmartSense(シナプスカーボン2スマートセンス)」です。

長距離ライド向けのエンデュランスロードとして開発されたモデルですが、その魅力は軽量なカーボンフレームだけではありません。
最大の特徴は、第2世代の「SmartSense」システムを搭載している点です。
このシステムは、前後ライトとガーミン製リアレーダーを1つのバッテリーで統合制御する仕組みとなっています。
後方から自動車などが接近するとリアレーダーが検知し、ライダーへ知らせるだけでなく、ライトの点灯パターンも自動で調整。周囲へ存在をアピールすることで、安全性向上につなげています。
また、変速にはスラム製「Force AXS」を採用し、ワイヤレスによる電動変速を実現。ハンドル周りもすっきりとしたデザインになっており、高い操作性とメンテナンス性を両立しています。
空力性能も考慮したフレーム設計によってロングライドでも快適な走行性能を発揮し、最新技術を積極的に取り入れたロードバイクとして高い完成度を誇ります。
なお、価格は132万円です。
●スマーロ「PX2」
最後に紹介するのは、ベスビーが展開するスマートバイクブランド・スマーロの「PX2」です。

20インチホイールを採用したコンパクトなミニベロながら、前後サスペンションを装備し、街中の段差や荒れた路面でも快適な乗り心地を実現しています。
最大の特徴は、AIドライビングシステムです。
ライダーがペダルを踏む力や速度、坂道の勾配などをAIがリアルタイムで分析し、その状況に応じて最適なアシスト量を自動で制御します。
乗れば乗るほどライダーの走行スタイルを学習するため、一人ひとりに合わせた自然なアシストフィールを実現できる点が魅力です。
さらに通信機能を備えたコネクテッドモデルでは、GPSによる位置情報管理や盗難アラートに加え、スマートフォンを使った電子ロック機能「E-LOCK」も搭載。日常使いの利便性も高められています。
搭載されるモーターは小型・軽量ながら十分なパワーを発揮し、市街地でのストップ&ゴーでもスムーズな加速をサポートします。
車体重量は21.4kgで、価格は通信機能を備えたPX2が34万8000円、PX2 SEが29万8000円です。
※ ※ ※
今回紹介した3モデルは、それぞれ異なるアプローチで最新テクノロジーを取り入れています。
YADEAは自動変速による快適性、キャノンデールはレーダーを活用した安全性、SMALOはAIによる最適なアシスト制御と、それぞれ個性は異なりますが、共通しているのは「ライダーをサポートする」という考え方です。
これまでの電動アシスト自転車は、体力を補う存在という側面が中心でした。しかし現在は、電子制御や通信機能の進化によって、安全性や利便性まで大きく向上しています。
今後はAIやコネクテッド技術のさらなる進化により、自転車はより賢く、より安心して利用できるモビリティへと発展していくでしょう。毎日の移動や週末のサイクリングをより快適に楽しみたい人にとって、こうした次世代モデルは注目すべき存在といえそうです。
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