ケーブルカーもロープウェイも5日間乗り放題! 立山黒部アルペンルートを満喫できる“オトクなきっぷ”が登場 「山ガール」「山おじ」も満足な内容とは
名古屋エリアからの周遊以外の使い方だけじゃない 大きなメリット
立山黒部アルペンフリーきっぷの有効期間は5日間で、価格は大人2万4500円、小児1万2250円です。
またJR線内のフリー区間では、特急列車の利用も可能で、あらかじめ指定を受けることで、4回まで指定席を利用できます。

もし名古屋を起点に、松本まで特急「しなの」で移動、大町駅経由でアルペンルートを抜け、富山駅から特急「ひだ」で名古屋駅に戻るとすると、その運賃、料金の合計は2万8110円(大人、JR特急は指定席利用、通常期)なので、このきっぷを使うだけでも、3610円節約することができます。
この旅程で、アルペンルートまでの往路で松本や信濃大町、帰路で富山に宿泊すれば、2泊3日を、さらに高山に立ち寄れば3泊4日を存分に楽しむこともできるでしょう。
そしてこのきっぷは、名古屋エリアからの周遊以外の使い方でも、大きなメリットがあります。
先に案内したように、アルペンルートはときにたいへん混雑します。
そのため、大町側から入った場合、黒部ダムや黒部湖をゆっくり見る、大観峰でのんびりと過ごすといった楽しみ方をしていると、各交通機関での待ち時間がどんどん増え、後半のスケジュールが“押せ押せ”になってしまいます。

しかしこのきっぷでは、アルペンルートを複数回訪ねても、追加の費用はかかりません。そのため、観光の初日は大観峰までの各所をしっかり満喫して大町に戻り一泊、2日目は室堂まで乗り継ぎ優先でアクセスして高原の散策をたっぷり楽しみ、立山に抜けるといったプランも、余分な出費なしで楽しむことができるのです。
こうした利用を考えると、たとえば東京から特急「あずさ」で松本に入り、アルペンルートで2日間楽しんだあと富山、高山を観光し、別料金とはなるものの、高山から平湯温泉経由のバスで松本に戻り、帰京するというプランもありえるでしょう。このプランなら、大町、富山、高山でそれぞれ1泊しても大丈夫です。
なおこの立山黒部アルペンフリーきっぷには注意点もあります。まず、発売窓口がJR西日本のネット予約「e5489」に限られ、また受け取りはJR東海のきっぷ売り場、もしくは「e5489サービス」表示のある改札外の券売機(JR東海のみ)に限られることです。
そして発売期間は11月26日(木)まで、利用期間は11月30日(月)までですが、8月10日(月)〜19日(水)は利用できません。またアルペンルートでは、扇沢または立山駅で本きっぷを提示の上、「乗車整理票」の受け取りが必要となります。
この夏から秋、都会を離れて大自然を満喫したい人は、このきっぷでアルペンルートを訪ねてみてはいかがでしょうか。
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