“日本ならでは”の美しさを感じられるのがイイ! 夜空を彩り続けて100年以上… 夏の風物詩として愛され続ける「老舗の花火大会」3選
歴史ある3つの大河で開催される伝統的な花火大会の変遷
夏の風物詩として知られる花火大会のなかでも、世紀をまたいで開催され続けている老舗の大会があります。
今回は、100年以上の歴史を有し、伝統が受け継がれている花火大会を3つ取り上げます。
●東京都「隅田川花火大会」
まず取り上げるのは、東京都の隅田川周辺で開催される「隅田川花火大会」です。
この大会は、江戸時代の享保18年に始まった「両国の川開き」を起源とする、記録に残るもののなかでは国内最古の花火大会です。

前年の享保17年に発生した大飢饉や疫病による犠牲者の慰霊と悪疫退散を祈って、幕府が催した水神祭に合わせ、料理屋が公認のもとで花火を打ち上げたことが始まりとされています。
かつて隅田川は別名「大川」とも呼ばれており、古典落語などの作品内でもその名称で描写されることがあります。
その後、交通事情の悪化等によって昭和36年を最後に一時中断されましたが、昭和53年に現在の名称へ改められて復活しました。
打ち上げ会場も2か所に分散され、2026年の計画では7月25日の19時から20時30分まで打ち上げが予定されています。
なお、荒天等の場合は中止の判断が当日の午前8時に行われます。
●福岡県「筑後川花火大会」
続いて取り上げるのは、福岡県久留米市などで開催される「筑後川花火大会」です。
この大会は、水天宮の落成を祝う奉納花火として、江戸時代の1650年に始まったとされています。

以来、回数を重ねて2026年には第367回の開催を数えるに至っており、西日本において非常に長い歴史を持つ大会として知られています。
2026年の開催日時は8月5日の19時40分から20時40分までの60分間で、荒天時は8月7日に延期され、同日も荒天の場合は中止されます。
打ち上げ数は約1万2000発にのぼり、篠山、京町、小森野、長門石、みやき、鳥栖の計6会場で同時に実施されます。
なお、当日の開催可否は16時頃に判断され、観光情報の公式SNSにて告知される予定です。
駐車場は用意されていないため、JR鹿児島本線の久留米駅から徒歩約10分という立地を活かし、公共交通機関での来場が求められます。
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