快適すぎて長距離ドライブも苦にならないのがイイ! 全員が“ファーストクラス気分”を味わえる 国産メーカー「プレミアムミニバン」3選
続いてはホンダとトヨタの上級ミニバン
●ホンダ「オデッセイ」
次は、ホンダ「オデッセイ」を取り上げます。
オデッセイは、1994年の初代登場以来、低い車高と広い室内空間を両立したパッケージングで独自の立ち位置を築いてきたモデルです。

エクステリアは、超低床プラットフォームを活かした低く伸びやかなスタイルを基本とし、精緻な意匠のフロントグリルを採用しています。
インテリアは、2列目にリクライニングやオットマンの角度を電動で調整できる4ウェイパワーシートを備え、くつろげる空間を提供します。
また、3列目シートを床下に格納できる構造を採用しており、2列目シートを後方にスライドさせることで広大な空間を創出できます。
そして、パワートレインには、2モーターハイブリッドシステムのe:HEVを搭載しています。
最高出力184psを発揮するモーターが主体となって走行し、静粛性とスムーズな加速を両立しています。
このe:HEVは、日常の走行ではバッテリーからの電力によるEVモードを利用し、加速時にはエンジンの力で発電しながらモーターを駆動するハイブリッドモードへ移行します。
さらに、高速道路での巡航時にはエンジンと車輪を直結するエンジンモードへ切り替わることで、効率的な走行を実現しています。
機能面では、ホンダ独自の超低床プラットフォームにより、セダンのような安定感のある走行と、地上から約300ミリという低いステップ高による乗降性を確保しています。
また、エレクトリックギアセレクターや、アクセルオフ時の減速感を調整できる減速セレクターを採用し、直感的な操作が可能です。
くわえて、安全面においては、フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたホンダセンシングが、街中から高速道路まで幅広い領域で運転を支援します。
なお、オデッセイの価格は、標準モデルが508万6400円、上位モデルのEXが528万6600円、黒を基調としたブラックエディションが545万500円です。
●トヨタ「アルファード」
最後に取り上げるのは、トヨタ「アルファード」です。
アルファードは、2002年に初代モデルが誕生して以来、国内の上級ミニバン市場を牽引してきた車種であり、現行モデルは4代目にあたります。

エクステリアは、立体的な造形のラジエーターグリルや3眼LEDヘッドランプを採用しており、どの角度から見ても存在感のある意匠となっています。
インテリアは、スーパーロングオーバーヘッドコンソールにより、これまで各所に点在していた照明や空調のスイッチを天井の中央に集約し、後席における操作性を向上させています。
また、エグゼクティブラウンジシートには、電動で前後150ミリの伸縮調整が可能なパワーオットマンや、背中から大腿部までを押圧するリフレッシュシートが装備されています。
さらに、14インチの後席用ディスプレイや、オーディオやサンシェードなどを操作できる脱着式のリヤマルチオペレーションパネルを備え、乗員の快適性を高めています。
そして、パワートレインには、2.5リッター直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルが設定されています。
くわえて、日常の走行の多くをモーターのみでカバーするプラグインハイブリッドモデルや、2.5リッターエンジンのガソリンモデルも用意されています。
機能面では、路面の振動に応じて減衰力を調整する周波数感応型ショックアブソーバーを採用し、安定した乗り心地を実現しています。
先進安全装備としては、交差点での出会い頭時の車両を検知する機能を含むトヨタセーフティセンスが搭載されています。
また、高度運転支援のトヨタチームメイトによるアドバンストパークでは、スマートフォン操作でのリモート駐車機能を備えています。
なお、アルファードの価格は、ガソリンモデルが559万9000円から579万7000円、ハイブリッドモデルが559万9000円から886万9300円、プラグインハイブリッドモデルが764万9400円から1069万9700円です。
※ ※ ※
今回紹介した3車種は、それぞれ異なるアプローチで乗員に快適な移動空間を提供しています。
最新の電動化技術による静粛性の向上や、乗員の疲労を軽減するシート構造など、利用者の用途に合わせた選択が可能です。
上級ミニバン市場において、これらのクルマがどのように進化していくのか、今後の動向が注目されます。
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