「ずっと浸かっていたい…」水平線を眺めながら至福の湯時間! 波音をBGMに“絶景露天風呂”を満喫できる「海辺の温泉地」3選
最後は静岡県の伊豆半島に位置する温泉地
●静岡県「熱川温泉」
最後に紹介するのは、静岡県の伊豆半島に位置する「熱川(あたがわ)温泉」です。

熱川温泉は、江戸城を築城したことで知られる太田道灌が発見したという言い伝えがある温泉地です。
太田道灌が狩りの途中で深手を負った際に、この地の湯で傷を癒したという記録から、太田道灌ゆかりの温泉地として広く認知されています。
この地域には日本一の数となる13本の温泉櫓(やぐら)が存在しており、街の至るところで湯けむりが立ち上る光景を見ることができます。
温泉の湧出温度は約100度と非常に高く、源泉の熱を利用して約15分でゆで卵を作ることが可能です。
泉質にはメタケイ酸という成分が多く含まれており、源泉かけ流しの湯に入浴することで肌を滑らかにする効果があるとされています。
この豊富な温泉の熱は、旅館や共同浴場だけでなく、地域の観光施設にも有効に活用されています。
代表的な施設である熱川バナナワニ園では、半世紀前から温泉の熱を利用して熱帯に生息する動植物の飼育や栽培を続けています。

温泉を利用したテーマパークという独自の形態をとっており、多様な動植物を観察できる施設として多くの観光客を受け入れています。
伊豆大島を望む足湯や、太田道灌が打ち鳴らしたと言われる道灌太鼓など、温泉文化が生活の細部にまで根付いていることが特徴です。
※ ※ ※
日本全国の海岸線に位置する温泉地は、それぞれが固有の歴史的背景と独自の自然環境を持っています。
目の前に広がる広大な海を眺めながら温泉に浸かる時間は、日常の疲労を回復させる上で非常に有意義なものとなります。
季節や時間帯によって変化する海辺の景色と、それぞれの地域が持つ泉質の違いを体感することは、温泉旅行の大きな目的のひとつとなりそうです。
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