まるで絵画の世界… 湖を眺めながら名湯に浸かれる贅沢! 体だけじゃなく心まで癒やされる“絶景レイクビュー”「温泉地」3選
北から南まで、独自の景色と歴史を持つ湖畔の温泉地
日本全国に有名な温泉地は数多く存在しますが、なかでも湖畔に広がる温泉地は、独自の景観と豊富な湯量を特徴としています。
今回は、波の立たない穏やかな水面を眺めながら温泉に入浴することができる、湖畔に位置する温泉地を3か所取り上げます。
●北海道「洞爺湖温泉」
まず紹介するのは、北海道に位置する「洞爺湖(とうやこ)温泉」です。
洞爺湖温泉は、1910年の有珠山噴火によって湧出したという歴史を持っています。

温泉が誕生した時期が明確に分かっているという、極めて珍しい特徴を持つ温泉地として知られています。
2010年には温泉誕生100年目を迎え、日本の温泉地のなかでは比較的新しい部類に入ります。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉となっています。
皮膚の表面を柔らかくする作用があり、肌の汚れや余分な皮脂を洗い流すことから、美肌の湯として広く認知されています。
また、泉質に含まれる塩化物が汗の蒸発を防ぎ、保温効果に優れているため、入浴後も体が温かく感じられる特徴を持っています。
そのため、気温の低い時期の入浴においても適応するとされています。
現在、温泉街には「長寿の手湯」や「薬壺の手湯」など合計10ヶ所の手湯が整備されています。
また、「洞龍の湯」や「薬師の湯」といった2か所の足湯も存在し、手軽に温泉を楽しむ環境が整えられています。
このうち「薬師の湯」は湯前薬師如来堂のすぐ横にあり、温泉につけると占いが浮き上がる絵馬みくじなどを通じて運試しをすることが可能です。
洞爺湖周辺は火山灰の影響でミネラルを豊富に含む土地となっており、そこで採れる野菜や果物も地域の特徴のひとつとして注目されています。
●栃木県「中禅寺温泉」
続いて紹介するのは、栃木県の日光市に位置する「中禅寺温泉」です。
中禅寺温泉は、透明な水面が広がる中禅寺湖の東岸に広がる温泉地です。

標高約1250mの高原に位置しており、夏は避暑地として、秋は紅葉の観光地として多くの訪問客を受け入れています。
温泉の泉質は、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫黄泉を含んだ乳白色のお湯となっています。
この温泉は、1951年に奥日光の最奥にある日光湯元温泉から引き湯を開始したことで誕生しました。
熱湯に近い高温の源泉が、約12kmの道のりを移動する間に適温になるという仕組みを持っています。
中禅寺温泉が広がる中禅寺湖は、観音浄土の補陀洛(ふだらく)に由来するという霊山・二荒山(男体山)の噴火によって誕生しました。
その湖の東岸に、現在の温泉街が形成されています。
湖畔に立ち並ぶ宿泊施設やお土産屋、湖面を行き交う遊覧船など、リゾート地としての環境が整えられています。
また、周辺には世界文化遺産に登録されている二社一寺が存在し、季節を問わず多くの参拝客が足を運びます。
さらに、徒歩約15分の距離には華厳の滝があり、その奥には標高約1400mの大湿原である戦場ヶ原が広がっています。
自然と歴史が調和した環境のなかで、温泉に浸かりながら休息をとることが可能です。
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