日本の美を再発見するぜいたく旅へ行こう! 大自然の絶景と圧倒的な癒しを巡る 国立公園内に位置する「温泉地」3選
北の大地から九州まで、国立公園の豊かな自然を背景に持つ温泉地
日本全国に有名な温泉地は数多く存在しますが、なかでも国立公園に指定された区域内に位置する温泉地は、特有の景観と豊富な湯量を誇っています。
今回は、広大な自然環境のなかで温泉を楽しむことができる場所を3か所取り上げます。
●長崎県「雲仙温泉」
まず紹介するのは、長崎県の島原半島に位置する「雲仙温泉」です。

雲仙温泉は、1934年に日本で最初の国立公園である雲仙天草国立公園に指定された地域にあります。
開湯から1300年以上の歴史を持つと伝えられており、明治時代から昭和初期にかけては外国人の避暑地として利用された記録が残っています。
橘湾の海底にある雲仙火山のマグマだまりを熱源としており、火山ガスと地下水が混ざり合うことで温泉が形成されています。
標高700メートルの山間に位置しており、強い酸性の硫黄泉が湧き出していることが特徴です。
温泉街には雲仙地獄と呼ばれる地帯があり、大叫喚地獄やお糸地獄など30ほどの噴気孔から蒸気や熱水が噴き出す様子を観察することができます。
地獄内には遊歩道が整備されており、地熱を直接体感できる足蒸しや、蒸気を利用して調理された温泉たまごなどが提供されています。
近隣の仁田峠からはロープウェイが運行されており、妙見岳の山頂から広大なパノラマを望むことが可能です。
同じ雲仙市内の橘湾沿いには小浜温泉が存在し、こちらは塩分を含む塩化物泉となっています。

小浜温泉は源泉温度が105度と非常に高く、豊富な湯量を利用した日本一長い足湯や、温泉の蒸気を用いた蒸し釜料理などが提供されています。
これら2つの温泉地はわずか5キロメートルの範囲内にありながら、標高差や熱源からの距離によって異なる性質の湯を形成しています。
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