「こういう旅がしたかったんだよなぁ…」窓いっぱいに広がる青い海と特別な車内空間を満喫できる! 西日本の「海沿い観光列車」3選
最後は山陰地方を走るJR西日本の観光列車
●JR西日本「あめつち」
最後に紹介するのは、山陰地方を走るJR西日本「あめつち」です。

あめつちは、山陰本線の鳥取駅から出雲市駅の間を中心に、木次線の米子駅から出雲横田駅の区間や、山陰本線の鳥取駅から兵庫県の城崎温泉駅の区間など、複数のルートで週末を中心に運行されています。
日本海や宍道湖といった水辺の景色に加えて、大山などの山々の風景も楽しめる点が特徴です。
車両の外観は、山陰の空や海を表現した紺碧色をベースに、車体下部には山並みや日本刀の刃文を模した銀色の帯模様が施されています。
内装には、鳥取県の因州和紙や弓浜絣、島根県の石州瓦や隠岐の黒松など、山陰地方の工芸品や素材が多く使用されています。
車内では、事前予約制で鳥取の特産品を盛り込んだ御膳や、オリジナル米を使用したスイーツセット、奥出雲地方の食材を使った弁当などが提供されています。
また、大山や宍道湖、日本海などの風景が広がる区間では徐行運転が行われ、景色をゆっくりと鑑賞できるよう配慮されています。

運行区間によっては、地元ガイドやアテンダントによる観光案内も実施されており、神話の舞台としても知られる地域の背景を学ぶことができます。
※ ※ ※
今回取り上げた3つの観光列車は、いずれも海沿いの路線を走行し、車窓からの景色を楽しむための工夫が凝らされています。
それぞれの列車が走る地域の食材を用いた食事や、沿線の伝統工芸品を取り入れた内装など、乗車するだけでその土地の文化に触れることが可能です。
目的地までの移動を単なる移動手段として捉えるのではなく、その時間自体を楽しむ場所として観光列車を選択することで、沿線の魅力をより深く知る旅行を実現することができるといえます。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
前作大ヒットのスリクソンアイアンがさらに進化! 「ZXi」シリーズはアマチュアの武器になる【PR】