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アジアとヨーロッパが交差する街 イスタンブールへ 世界遺産を歩いてわかった その奥深い魅力とは

はじめてイスタンブールに行ってみた「率直な驚き」とは

 今回、初めてトルコ・イスタンブールという街を訪れましたが、気がついたことをまとめてみます。

●アジアとヨーロッパの雰囲気が混在している

 イスタンブールはボスポラス海峡を挟んで「東側はアジア、西側はヨーロッパとふたつの大陸にまたがる世界唯一の都市」といわれますし、地理的にもそういう場所なのですが、実際に行った肌感覚もまた、ヨーロッパの都市に行った感覚と、アジアの都市に行った感覚の両方を味わえて、不思議な魅力のある街だと感じました。

トプカプ宮殿の中庭
トプカプ宮殿の中庭

 ローマやアテネなどの歴史的な観光地だけではなく、パリやマドリードに行ったときに感じる整然とした街の美しさ。と同時に、バンコクや台北に行ったときに感じる雑然とした中の熱気。このふたつを兼ね備えているイスタンブールは、他の都市とはまた違う面白さでした。

●食事がすべて美味しい

 イスタンブール市内で何軒か食事をしましたが、これがすべて美味しい。フランス料理、中国料理とならんでトルコ料理は世界三大料理のひとつ、という情報は日本にいるときから知っていてはいたのですが、口に合わないものはなにひとつありませんでした。

トルコ発祥の薄焼きブレッド「ラフマジュン」。細かく刻んだ野菜と挽肉をのせて焼き上げたもので、レモンをかけて食べると美味しい
トルコ発祥の薄焼きブレッド「ラフマジュン」。細かく刻んだ野菜と挽肉をのせて焼き上げたもので、レモンをかけて食べると美味しい

 たとえばイタリアの「パスタ」など、見ただけで味が想像できるというものは、今回食べたトルコ料理の中では少なく、実際に口に入れるまではよくわからないものがほとんどでしたが、どれも美味しい。たぶん野菜本来の甘みとか、羊肉の食べやすさとか、オリーブオイルの美味しさとかヨーグルトの旨味だとか海産物の新鮮さだとか、いろいろな要素が絡んでくるのだと思いますが、有名なレストランで食べたものだけではなく、バザールで食べたケバブも美味しい。

トルコの代表的な伝統スイーツ「バクラヴァ」と「トルコアイス」。甘くて美味しい
トルコの代表的な伝統スイーツ「バクラヴァ」と「トルコアイス」。甘くて美味しい

●治安が良い
 
 イスタンブールは世界有数の観光都市で、観光スポットやバザールには人が溢れているのですが、少なくとも昼間は治安の悪そうな雰囲気だった場所はなく、女性も安心してショッピングができるような雰囲気ではありました。

グランドバザールは、15世紀のオスマン帝国時代に建設された歴史あるアーケード市場
グランドバザールは、15世紀のオスマン帝国時代に建設された歴史あるアーケード市場

 とくに欧州の観光地に行くと、段ボールを片手に観光客に近寄ってくるような、ちょっと危ないスリっぽい人を見かけたりするのですが、イスタンブールではそういうことは一切なく、ふつうに観光することができ、ふつうにカフェでコーヒーを飲むことができます。

 そんなイスタンブールでは実際日本人は珍しいらしく、一緒に行った代理店の女性は、トルコ人の女の子からニコニコと「一緒に写真を撮って」と言われていました。親日国トルコ、という言葉を思い出す一幕でした。

●猫が多い

 イスタンブールに来ると驚くのは、「猫の多さ」。それも日本の猫のように、常に周りを警戒している感じではなく、たとえばベンチに座っていると足元に寄ってきたり、ふつうに店先やお店の椅子の上で寝ていたりしています。

イスタンブールのカフェの椅子で昼寝する猫
イスタンブールのカフェの椅子で昼寝する猫

 なんというか、野良猫というよりも街全体で大切に飼われている飼い猫のようで、とにかく人懐っこい。行った時期が暑い日だったので日陰で休んでいる子が多かったのですが、優しい気持ちになれたのも猫のおかげかもしれません。

Gallery 【画像】アジアとヨーロッパの魅力が混在! トルコ・イスタンブールの見所をチェック(30枚以上)
ネギシマコト
ネギシマコト
VAGUE編集部 副編集長
東京都文京区生まれ。大学卒業後、音楽誌、美術誌(陶芸担当)の編集を経て1995年に自動車雑誌業界に入り、輸入車系月刊誌を中心に、国産車系月刊誌でもクルマのイロハを学ぶ。当初よりタイヤ担当としてほぼすべてのタイヤの試走会に参加し、今年で31年目。 最近のマイブームは鉄道での旅。移動中でもパソコン仕事ができる便利さを今さらながら知り、クルマ業界出身にもかかわらず最近はドライブする機会がめっきり減った。趣味は神社巡り(御朱印帳8冊目)、美術館巡り、落語鑑賞、演劇鑑賞。大の巨人ファン。

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