新生ジャガー第1弾に「カッコいい」「全く美しくない」の声! 1030馬力を発生する新型「タイプ01」の大胆デザインはどう受け止められている?
「タイプ00」の大胆さを量産車も継承! 新生ジャガー第1弾が登場
ジャガーは2026年10月6日、米国ニューヨークで新しいラグジュアリー4ドアGT「タイプ01」を世界初公開しました。
「タイプ01」は、ジャガーが2024年に打ち出したブランド刷新後、初めて市販される新世代モデル。その姿を見て、「あのコンセプトカーのまま世に出てきたのか!」と驚く人も多いかもしれません。
ジャガーは2024年12月、ブランドの新たなクリエイティブ哲学「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」を示すコンセプトカーとして「タイプ00」を発表。低いルーフと極端に長いボンネット、大径ホイール、従来のジャガーとは大きく異なるフロントマスクなど、そのデザインは世界中で大きな議論を呼びました。
今回登場した「タイプ01」は、その「タイプ00」が示した方向性を市販車へ落とし込んだモデルであり、ジャガー自身が「ブランド史上最もパワフルで、空力性能に優れ、技術的にも進んだジャガー」と位置づけています。
専用の電動アーキテクチャ“JEA(Jaguar Electric Architecture)”を採用し、前後に計3基のモーターを搭載。最高出力は1030ps(757kW)、最大トルクは1365Nmに達し、0-100km/h加速タイムは3.2秒とされています。
バッテリーの使用可能容量は118kWhで、電気システムは850V。航続距離はEPAモードで最大約643km、WLTPモードでは最大約720kmが見込まれています。

最大350kWのDC急速充電にも対応し、約13分で最大321km分の航続距離を追加可能。バッテリーの10%から80%までの充電時間は最短約22分とされています(いずれもメーカー予測値)。
日本では2027年から受注開始予定で、「タイプ01 1030」が消費税込で2188万円から、「DESIGN VISION」が同2552万円からとされています。
●長いボンネットに23インチホイール! なぜこれほど大胆な姿に?
もっとも、「タイプ01」をめぐる話題の中心となっているのは、1000psを超えるパワーでも約720kmという航続距離でもなく、そのルックスです。
「タイプ01」はBEV(電気自動車)でありながら、フロントに非常に長いボンネットを配置。低いルーフラインと大径23インチホイールを組み合わせ、一般的なセダンのBEVとは明らかに異なるプロポーションとなっています。
リアまわりも特徴的で、一般的なリアウインドウはなく、後方確認にはカメラを活用。フロントとリアには横方向のグラフィックを強調する“Strikethrough”を取り入れています。
これらは、単に奇抜なスタイルをねらったものではなく、ジャガーが掲げる「A Copy of Nothing(何物のコピーではない)」という考えを具現したものです。

実際、ジャガーは、このシルエットを成立させる既存のBEVプラットフォームが存在しなかったことから、新たに専用のアーキテクチャーを開発したと説明しています。風洞でクレイモデルを繰り返し磨き込み、ジャガー史上最も優れた空力性能を実現したといいます。
かつての名車である「Eタイプ」などをそのまま現代風に再現するのではなく、新しいジャガーをゼロから作る……そんなブランド刷新の思想を、かなり強い形で表現したのが「タイプ01」というわけです。
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