ランチア新型「ガンマ」世界初公開! ブランド初のSUVは全長4.67mの美しいファストバック 30年ぶりに復活する「HFインテグラーレ」にも期待
パワートレインはハイブリッドと電気自動車を設定
イタリアの自動車ブランド、ランチアが新型「ガンマ」を世界初公開しました。
2026年10月に開催されるパリ・モーターショーで披露される新型車は、ブランドの再生を担うフラッグシップモデルです。
SUVの実用性とクーペのような流麗なスタイルを融合したクロスオーバーで、ランチア初のSUVといえるモデルとなります。
車名のガンマは、ギリシャ文字に由来する名称で、1976年に登場した同名のフラッグシップモデルから受け継いだものです。
2026年はランチア創立120周年であると同時に、初代ガンマの登場から50周年という節目の年。伝統的な車名を復活させ、新たな時代のブランドを象徴するモデルとして投入されます。

新型ガンマのボディサイズは全長4672mm×全幅1898mm×全高1664mm(電気自動車仕様)。ホイールベースは2791mmで、荷室容量は560リッターを確保しています。
ボディ形式はファストバック・クロスオーバーで、ルーフからリアへと流れるようなシルエットが特徴です。空気抵抗係数(Cd値)は0.25と、ランチアは同セグメントでトップレベルの空力性能を実現したとしています。
エクステリアでは、ブランドを象徴するフロントの「カリーチェ」を光で表現したライトシグネチャーや、T字型のリアランプを採用。リアウインドウには、かつてのランチア車を思わせるルーバー状の意匠も盛り込まれています。
パワートレインは、ハイブリッドと電気自動車(EV)を設定。
ハイブリッドは最高出力145馬力で、満タン時の航続距離は1000km以上を目指します。EVは最高出力230馬力の前輪駆動モデルから、245馬力のロングレンジ仕様、さらに375馬力を発揮する四輪駆動モデルまで幅広く用意。ロングレンジ仕様の航続距離はWLTPモードで最大740km超と発表されています。
また最上級の「HFインテグラーレ」は、前後2基のモーターを搭載する高性能EVです。最大出力375馬力、最大トルク509Nmを発揮し、0-100km/h加速は5.1秒。ランチアのラリー黄金時代を象徴する「HFインテグラーレ」の名が約30年ぶりに復活する点も見逃せません。
インテリアは「イタリアのリビングルーム」をコンセプトに設計され、10.25インチと16インチのディスプレイを採用。ChatGPTを活用した音声アシスタントや、14スピーカーのフォーカル製オーディオシステムなども用意されます。
新型ガンマはステランティスの「STLA Medium」プラットフォームを採用し、イタリアのメルフィ工場で生産されます。
往年のフラッグシップの名を受け継ぎながら、電動化とイタリアンデザインを融合した新型車は、ランチアが欧州市場で存在感を取り戻すための重要な一手となりそうです。
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