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スーパーカー世代はたまらないね! 55年前のランボがオークションに登場 走行2.2万キロ 美しすぎる最終進化形“まつ毛なしミウラ”の価値は?

生産台数150台の最終版「ミウラP400 SV」のうちの1台

 少年時代、スーパーカー消しゴムやカードを集め、ランボルギーニ「カウンタック」やフェラーリ「512BB」に胸を躍らせた人なら、その少し前に登場した「ミウラ」の存在も忘れられないはずです。

 ランボルギーニというブランドの名を世界に知らしめた伝説的なスーパーカーが、米国のオークション会社ブロードアロー・オークション主催のラスベガスオークション2026に登場します。

 出品されるのは、1971年式のランボルギーニ「ミウラ P400 SV」。車台番号は4936で、走行距離は約2万2000km、トランスミッションは5速MTです。

 ミウラが誕生したのは1966年。フェラーリなどがフロントエンジンの高性能GTを主力としていた時代に、ランボルギーニはV型12気筒エンジンをキャビン後方に横置きするという、当時の市販車としては極めて先進的なレイアウトを採用しました。

 レーシングカーのようなメカニズムを持ちながら、公道を走るための美しいクーペとして仕立てたのです。

 そのボディを手がけたのは、カロッツェリア・ベルトーネに在籍していたマルチェロ・ガンディーニ。低く構えたノーズから、流れるように後方へと続く曲線、そして特徴的なヘッドライト周辺のデザインは、誕生から半世紀以上を経た現在でも色あせません。ミウラは単に速いクルマだっただけでなく、スーパーカーという存在そのものを形づくった一台といえます。

 今回のP400 SVは、ミウラの最終進化形にあたるモデルです。

 1971年に登場したSVでは、4リッターV型12気筒エンジンが改良され、最高出力は385hpに向上。リヤフェンダーを拡幅してワイドなタイヤを収めるなど、走行性能も磨き上げられました。ヘッドライト周囲の「まつ毛」のような装飾がなくなったことも、SVを見分ける特徴のひとつです。

 ミウラがいまも特別な存在であり続ける理由は、こうした希少性と歴史的価値に加え、デザインとメカニズムが一体となった完成度にあります。SVは生産台数が限られ、状態やオリジナル度、整備履歴によって市場評価も大きく変わります。

オークションに出品予定の1971年式ランボルギーニ「ミウラ P400 SV」(c)2026 BROAD ARROW Auctions
オークションに出品予定の1971年式ランボルギーニ「ミウラ P400 SV」(c)2026 BROAD ARROW Auctions

 近年はクラシック・スーパーカーの価格上昇が目立ち、ミウラもその代表格です。今回のP400 SVには、600万〜700万ドル(約9億円〜10億5000万円)という高額な落札予想価格が設定されています。

 その評価の高さを裏付けるように、2026年3月には別のミウラSVが米国のオークションで660万5000ドルという高額で落札されました。もちろん、落札価格は個体の状態や来歴、オリジナル度などによって変わりますが、ミウラSVが世界のコレクターからいかに特別な存在として扱われているかがわかります。

 カウンタックがスーパーカー時代の象徴なら、ミウラはその時代を切り開いた先駆者。美しいボディの下に、当時の常識を覆したV12エンジンを収めた一台は、いまなお自動車史に輝く存在です。

 スーパーカーに憧れた世代にとってはもちろん、歴史的な名車を求めるコレクターにとっても見逃せない一台といえるでしょう。今回のオークションで、最終進化形のミウラSVがどのような評価を受けるのか、注目が集まります。

Gallery 【画像】ボディラインがセクシー! ミウラ最終バージョンを見る(22枚)

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