毎日の移動こそ“乗り心地”が重要! 段差のたびにヒヤッを軽減する 前後サスペンション搭載の「特定小型原付」3選
続いてはマーベリックとヤディアの特定小型原付
●マーベリック「S1-500X」
次に、マーベリック「S1-500X」です。
S1-500Xは、同社が2021年に販売を開始した原付一種モデルのS1-600や、原付二種モデルのS1-1000のコンポーネントを流用し、特定小型原動機付自転車の基準に合わせて開発されたモデルです。

自転車のように気軽に乗れる電動バイクを求める声に応える形で誕生し、現在は新車で購入可能なモデルとしてラインナップされています。
外観デザインは、シンプルなパイプフレームに20インチの極太ファットタイヤを組み合わせ、大型LEDヘッドライトや小型ウインカーを配置したスタイルとなっています。
モーターは、定格出力500Wの36Vインホイールモーターを搭載し、最高速度は車道モードで時速20km、歩道モードで時速6kmに制限されています。
また、機能面や電子制御においては、フロントおよびリアにサスペンションを備え、前後にディスクブレーキを採用して確実な制動力を確保しています。
くわえて、走行モードを切り替える機能や、速度などの情報を確認できるカラーディスプレイを装備しています。
バッテリーは着脱式のリチウムイオンを採用し、容量は航続距離約25kmの10.4Ahと、約58kmの24Ahの2種類から選択可能です。
車体のサイズは全長1770mm×全幅600mm×全高960mmに設定されており、車両重量は32kgです。
また、カラーバリエーションは「マットブラック」や「ミリタリーグリーン」など全4色が用意されています。
なお、価格は19万8250円からとなっています。
●ヤディア「TRP-01T」
最後は、ヤディア「TRP-01T」です。
TRP-01Tは、同社の電動アシスト自転車のクラシックモデルであるTRPをベースとして開発された、ヤディアブランド初の特定小型原動機付自転車モデルです。

こちらも現行で新車購入が可能な車両として展開されています。
外観デザインは、往年のバイクを想起させるクラシックなフレーム形状に、20インチのファットタイヤとブランドロゴ入りの丸型LEDヘッドライトを装着しています。
そして、モーターは定格出力500Wの仕様となっており、長時間の走行にも適したグリップ感の良いスロットル操作により、法定速度の時速20kmまでスムーズに加速する特性を持たせています。
機能面においては、フロントとリアの両方にサスペンションを組み込んだデュアルサスペンションフレームを採用し、路面からの衝撃を吸収する構造となっています。
また、前後のブレーキには効率的な制動が可能な油圧式ディスクブレーキを搭載し、ハンドル部分にはスピードやバッテリー残量を視認できる大型の液晶モニターを配置しています。
くわえて、48V20Ahの大容量リチウムバッテリーを採用しており、満充電での航続距離は110kmを実現しています。
防水等級はIPX5を満たし、車両のサイズは全長1730mm×全幅600mm×全高1050mm、重量は34kgとなっています。
なお、価格は33万円に設定されています。
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今回取り上げた3モデルは、特定小型原動機付自転車という新しい枠組みの中で、各メーカーが前後のサスペンションや太いタイヤを採用し、走行時の安定感に重きを置いた車両です。
日常の近距離移動をより快適にするツールとして、幅広い年齢層における新しい移動手段として定着していくと予想されます。
今後はバッテリー技術の進展や交通ルールの浸透にともない、さらに多様な用途に応える派生モデルが登場していくと見込まれます。
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