渋滞ノロノロ運転でナビが使えない! イライラの解決法をお教えします
キャンセラーの取り付け方法とは
このような不満を全面的に解消するためには、ナビシステムを交換するというのが手っ取り早い対処法となる。
しかし、いまどきのクルマのナビは、インテリアデザインに組み込まれているために、あとから社外品のナビを取り付けるとインテリアデザインが崩れてしまうという問題がある。
そもそも最近のクルマの場合は、ナビ自体がクルマ全体の統合制御システムと連動しているものが多い。
そこでひとつの対処法として「TVキャンセラー/ナビキャンセラー」を装着するという方法がある。このアイテムは、クルマが走行しているときのナビの操作を可能としてくれるものである。副次的に、走行中にテレビ画面を表示することも可能となるため、ファミリーで出掛けたときなど、パッセンジャーに対する車内環境の改善にも役立つものとなっている。
●取付箇所にプロの見識が出る
では、「TVキャンセラー/ナビキャンセラー」とはどういったものなのか、プロショップである「ミストラル」で実際に車両に装着するところを見せてもらった。
今回装着したのは、メルセデスAMG「G63」。本格的なオフローダーだが、街乗りSUV的な使い方をしているオーナーが圧倒的に多いだろう。
取り付けの概念としては、キャンセラー本体をナビと車速信号の間にバイパスさせるというもの。Gクラスの純正ナビは、横長モニターがコンソール中央にあって非常に見やすく操作性も悪くないために、渋滞中のナビ操作さえできるようになればほぼ不満はないだろう。
ミストラルではメルセデス・ベンツをはじめ、アストンマーティンやフェラーリなど、エキゾチックカーを始めとした輸入車のカーオーディオ、ナビゲーションシステムの取り付けやセッティングを得意としているだけに、今回の作業もスムーズに進めてもらうことができた。
「TVキャンセラー/ナビキャンセラーの取り付けに関しては、本体が見えない場所にセットすることも肝心ですが、いつでも取り外しできるように、見つけやすくて作業しやすい場所に取り付けることも肝心です」とはミストラル代表の花柳氏。
整備点検などで正規ディーラーサービスに入庫した際に、キャンセラーを装着したままだとコンピュータ診断でエラーが出てしまうこともあるため、この点だけは注意が必要のようだ。キャンセラーを外して、すぐに元の配線に切り替えられるようにしておく必要もある。
自動車メーカーは、走行中のナビ操作は危険であるということから、走行中の操作を受け付けないように設定をしている。これはまったく正しい判断である。
しかし、同乗者でも操作ができないというのは、時によって非常に不自由だ。本来であれば、助手席の着座センサーが機能しているときにはナビの操作ができるといったようなシステムになっていればいいのだが、現状そうした機能を備えているクルマはほぼ皆無だ。ならば、TVキャンセラー/ナビキャンセラーの取り付けを検討してみる価値があるのではないだろうか。
・取材協力:ミストラル
https://mistral-co.jp
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