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「SUVとワゴンのいいとこ取り」メルセデス「Cクラス オールテレイン」がオススメの理由

SUVだと背が高すぎるというニッチなマーケットがターゲット

 搭載されているトランスミッションはガソリン/ディーゼルともに9速AT。ネーミングからもわかるように、パワーの最大45%をフロントに、最大55%をリアに配分できるフルタイム4WDシステム「4MATIC」も搭載されている。

  • SUVほどの悪路走破性はなくとも、ステーションワゴンより格段に安心して悪路に入っていくことができる

 また、トレーラーなどを接続するときの牽引能力は1800kgとなっており、オプションとしてヒンジ式ボールヘッドと、ESPトレーラースタビリゼーションを備えた部分電動式トレーラーカップリングが用意されている。いかにもロングバケーションを楽しむ風習があるヨーロッパのクルマらしいオプションといえるだろう。

●ヒルディセントコントロールも備わった

 走行モードはCクラスのエコ/コンフォート/スポーツ/インディヴィジュアルに加えて、オフロード走行用のオフロードと、下り坂のスピードコントロール機能を備えたヒルディセントコントロールを持つオフロード+というふたつのモードが追加されている。

 そのほかの装備については、Cクラスに準拠している。MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)は第2世代となっており、ヘッドライトはLEDハイパフォーマンスヘッドランプに加えて、専用のオフロードライトも装備されている。

 エクステリアデザインやインテリアは、アバンギャルドをベースとしたもので、ウエストラインやルーフレールなどは、ポリッシュドアルミ仕上げ、シートやステアリング、アンビエントライトなども、アバンギャルドから受け継いでいる。現地価格は5万3014.5ユーロ(邦貨換算約686万円)からとのことで、日本では2022年春から発売される可能性が高い。

* * *

 Cクラス・オールテレインの最大の魅力は、移動中の運転そのものが楽しいということだろう。荷物の積載や悪路走行時のロードクリアランスという部分だけを見れば、SUVに対してワゴンボディベースではかなわないことはわかりきっている。

 しかし、高められたとはいえ適度に収められた車高はドライバーがクルマの挙動をつかみやすい。また、SUVに比べて重心の位置も高すぎないためロールやピッチ量がそのぶん小さくて済むというメリットがある。

 そんなオンロードでのメリットと、いざ悪路に入ったときにステーションワゴンよりもロードクリアランスを確保していることによる安心感を合わせ持っているのが、Cクラス・オールテレインである。

 日本市場を考えると1500mm以内に収まっている車高は、SUVでは無理な立体駐車場も利用できることも特筆すべきポイント。SUVばかりでつまらないという人にぜひ乗っていただきたい、VAGUEオススメの1台だ。

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Gallery 【画像】メルセデス・ベンツ「Cクラス・オールテレイン」の悪路走破性とは(23枚)
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